Spilt Pieces
2003年09月04日(木)  場所
私はそんなに頭のいい方ではないから。
だから、自分が立っているのではない場所のことまでは分からないんだ。
かつてそこにいたことがあったとしても。
記憶の許容量とは関係なしに、感情の探査機能が衰えてしまうのかもしれない。
大切な人以外、分かってあげられない。
後ろから手を伸ばされても、全速力で逃げてしまうのがオチだ。


大切な人ならば、分かろうという努力をしたくなる。
だけど誰でもにそんなことしていたら、私が前に進めなくなってしまう。
全ての人と歩調を合わせられるほど、できた人間じゃない。
そして自分に素直すぎるんだろうと思う。
嫌なことを嫌だと言ってしまう。
このことを責める人ではなく、このことでほっとしてくれる人の傍にいたい。
そう思うのは、私の我儘なんだろうか。


どれほど弱くても、ボロボロでも、尊敬できる部分がある人なら大切だと思うよ。
別に、完璧なんか求めちゃいない。
自分だって、欠点だらけなのだから。
街中ですれ違う人も含めれば、一体生涯で何人の人に会うのだろう。
その中に尊敬できる部分を持つ人は星の数ほどいるだろうけれど、出会ってお互いに必要とできる人など本当に僅か。
一人じゃ生きられない。
でも、全員とは生きられない。
ごく当然のようで、だけどなかなか分からないことのような気もする。


誰かの一番になりたい、って思っていた時期があった。
でも、私の中に一番なんていない。
大切かそうではないかの二分類。
関係性こそ違えども、大切な人は皆大切。
変な感じだ。
本当は今でも「一番」を求めている自分も捨てきれないんだから。


別の時期に出会ったなら、大切にできただろう人もたくさんいた。
だけど実際はそうならなかった。
難しい、って思った。
誰にとっても同じことなのかもしれないけれど。


弱い人を切り捨てる人が大嫌いだったけど、弱いばかりの人と共に歩きたくないと思うのは私も同じなんだと気づいた。
「認めたくない」って思わなくなったから書けた。
自分勝手なのかな。
そうだと責められたとしても、これが現時点における自分なんだ。
傷の舐め合いも、足の引っ張り合いも、馴れ合いも、嫌。
ただ、仮に弱くてもいい、一緒に上を目指せる人の傍にいたい。
かつて自分が悩んでいた場所にいる人が、私の足を掴んで離してくれないなら、たとえ気持ちが分かっても力になってあげられない。
やっぱり、難しい。
何だか唸ってばかりのような。
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