Spilt Pieces
2003年01月30日(木)  伝
本当に幸せなとき、幸せだという言葉は出てこない。
本当に傷ついたときというのは、言葉を発せられない。
胸がほかほかする。
胸が締め付けられる。
言葉の使い方が分からなくなる。


だから、本来、思うことと発せられたものとは同義ではありえないのだと思う。
いくら伝えたいことがあっても、それをいくら克明に言葉を使って記したとしても、相手の受け取り方でいくらでも歪む。
自分と相手の脳が同じではないから。
それでも、他に手段を持たない人間は、無謀にも言葉を使う。
言葉に依存しがちな自分。


時折、触れるだけで心が伝わればいいのにと思う。
手を伸ばす。
理由なく。
人と共にあることが暖かくて、安心して、その瞬間だけは言葉から解放されているような。
甘えん坊なだけかな。
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