・・・つーかながっ!!!
2003年06月19日(木)
どうも、310でぅ。
本日はすでに20日・金曜日の9時11分、きのうの夜に拉致られて日記を書けなかったので会社で書いております。

まぁ、その話は置いといてまずは一日の最初からお伝えするとします。

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 朝、先日買ったばかりのSo505iから発せられる音で目が覚めた。
とりあえずアラームを止めようと寝ぼけた頭で起き上がり、携帯に目をやるとそれはアラーム音ではなく着信音だった。
そしてそこから聞こえてくる声で頭が起きる、それは会社のマネージャーだった。
 俺は遅刻が多いので目をつけられているのだ(というか9時出社の会社で9時50分まで連絡も無く、出社もして無ければそれは電話が来るのはあたりまえなのだが・・・)。

 連絡をしないで申し訳ない、午前半休を取る、という旨を伝えて電話を切り、少しボーっとしてると朝目覚し時計と携帯のアラームを止めたことを思い出すがすぐに忘れた。
 時計は10時を指しており午後出社するには家を11時に出ればいいわけだからあと30分寝れる、と思いまた布団に顔を埋めた。


 12時30分本社に着き、13時までボーっとしてつまらない仕事を始める。
これだから本社待機は嫌なんだ、先々月仕事に忙殺されていた時期と、今月始め本社待機第一周目の始めの頃に思った事とは正反対のことを思いながらのらりくらりと仕事を続けたのだった。

 時間が進むのは早いもので、17時40分、逃げるように会社を出て、池袋の駅へと向かう。
 その前にファミリーマートにより、雑誌と日本代表のクジを引くかどうかを迷うが、今日は手ぶらで来ている事を思い出し持って帰るのがめんどくさいのでやめた。俺は温冷庫が欲しいのだった。

 マルイの前の入り口から地下道に入り左に曲がって駅へ向かう。
 今日も人が多くて鬱陶しがりながら、たれてくる汗に夏を意識した。
 俺は自分が汗を多くかくのだということ(新陳代謝が良いせいなのか?)を思い出し、これからは汗を拭くものを持ち歩かなければいけないなどと思いながら新宿方面に向かう山手線のホームに足を向ける。
 それにしても本当に暑くなってきた。これからは水分の摂取を少し控えようと心に思いながら高田馬場で西武新宿線に乗り換え、拝島行きの電車に乗り込む。

 なにかもったいぶった言い回しが続くが、何か事件が起こる訳では無いのであしからず。

 それよりも今日は帰宅を急いでいた。
 なぜなら木曜は地元の元中のメンバーのサッカーが17時半から行われているのでそれに少しでも長く出ようとして急いだのだった。
 そして18時半頃玉川上水に着き、足早に(といっても自転車だが)家に帰り運動用のジャージに着替え、その上からズボンを履きゲームシャツとトレシュを持って一路近くの小学校へ向かった。

 小学校に着くと、やはり平日は集まりが悪いのか俺が来た時は俺を除いて4人しか集まっていなかった。

 まず、ビリヤード屋でバイトをしてる地黒のナイスガイ「クロ」、3流大学在学中の某セガワでバイトをしてる「ブタ」、服飾(販売)の専門を卒業後、プーをしている「ハグキ」、そして地元サッカー「HSC」のキャプテンで有り、マネージャーでも有る家持ち貧乏人プータローの「チューソツ」の4人が(普通は最後にやるものだと思うのだが)シュート練をしていた。

 すぐに着替えて軽くジョグを済まし、とりあえずシュート練に加わる。
 どうやらそれぞれが3本づつ入れて、それをクリアするとポスト役とキーパー役を交代する、という設定でシュート練を行っているようだ。

 そしてそのシュート練習をしている間にまた何人かメンバーが来ていた。
 最初に来たのは俺の氏名をいつも忘れる「イネ」、そしてその次に大学が楽しくてしょうがないらしい「トモ」、そして最後の最後にきたのが地元・立川のティエリ・アンリこと「シマ」だった。
 これでメンバーが8人そろい、何とか4対4をやれたのだった。

 しかし、4対4でのプレーは悪かった。
 まず体力が無い。そして(雨や用事などでサッカーに出席できなかった)2週間のブランクが足を重くしていき、なかなか思うようなプレーが出来なかった。

 しかしサッカーは面白い。
 狙った場所に狙いどうりにパスが通り、それが「得点」という結果につながった時の爽快感といったら他ではなかなか味わえないものがある。

 やはり自分としてはやや右よりのセントラル・ミッドフィールドが楽しくて仕方が無い。
 これで体力ともう少し基礎的な能力が高ければもっと楽しいだろうと思うが、それはもうすでに後の祭りなのでしょうがないかな、とも思う。
 しかし「HSC」に参加し始めた当時と比べれば格段に成長したなぁとも思えるが。

 まぁそうしてサッカーをして過ごして9時に終了。俺はといえば最後のほうで足がつりそうになるが、何とか持ちこたえて最後まで出来た。
 帰りにファミリーマートによってアイスと飲物を買い、家路を急いだ。


 家に着き、食事をしてシャワーを浴びる。
 そして部屋に戻ってテレビをつけてPCを立ち上げ、Lunascapeを開き、いつものサイトを一回りする。

 余談だが505シリーズはどうやらほとんどの機種にテレビリモコン機能がついてるらしく、ためしに部屋のテレビでリモコン機能を使ってみたら見事に使えたので少しうれしかった(ただ、テンキーのところで直接チャンネルを指定できたらもっと良かったのだが・・・)。

 そんな感じで時間を進めていると、いつものジモティー「TK」から電話がかかってきた。
いつも高いテンションで攻めて来る「TK」だが今日はいつにもまして高かったそして「電話を変わる」と言われて変わった相手の声を聞いて今日は睡眠時間が取れなくなるであろう事を覚悟したのだった。

 その電話の相手は「もう一人のTK」こと、「TK」だった。
 前はよく俺を含めた3人でカラオケに行った物だが最近は忙しいせいかなかなかその機会も無く過ごしていたがよりによって今日(最近睡眠をあまり取っていないので今日は早く寝ようと思っていた)その機械が回ってくるとは・・・さすがとしか言い様が無い。
 兎に角、家の前まで迎えに来るように言って電話を切り、ゆっくりと着替をすました。

また時間が進んでいく。

 銭金を見終わったところで電話がかかって来る。
 鞄を持って家の前に出るが誰もいない。
 おそらくもう少し先の広い道路にいるのだろうと見当をつけて歩いていくと、案の定そこには奴等の姿があった。
 とりあえず(なのか何なのかは知らないが)近場のカラオケ「トマト」に行くらしく、車はその先の坂道を下っていったのだった。


 時間にして2時間。
 隣の部屋の音痴な女二人連れがうざかったが、いつもどうりこれ以上ないほど歌いまくった。

 俺は酒は嫌いなので飲まないのだが、今日はノリで飲まされ、たったジントニック2杯とソルティードッグ1杯で結構酔ってしまった。
 今にして思えばサッカーで運動した後で、さらに酒を飲みながらカラオケで暴れたせいだと思うが、おそらく人生で初めて「酒に酔」った。

 本当にあっという間に2時間が過ぎ、もうこの「TK」コンビは止まらない、どころかさらに加速していった。
 その時携帯電話の液晶は3時前を示す文字を表示していた。


 俺は後ろの座席に一人でいた。
 前の二人が何かを言っている。
 俺は嫌な予感がして少し頭を揺らしながら奴等の会話に耳を傾けた。
「なぁ、クラブ行きたくねぇ?」と、TK、「おっ、いいねぇ。行っちゃう?」ともう一人のTK、俺はこの時点であきらめた。

 向かったのは立川駅の南口、セブンイレブンの前にある「リンク」というクラブだった。
 近くのミニストップに車を止め、セブンイレブンで金を下ろした。
 このクラブは某「マネーの虎」で出来たクラブで
オンデマンドの社長が一枚かんでるらしい。
 オンデマンドでバイトをしているTKがそこら変をカウンターの女に探りを入れていた。

 リンクには初めて入ったが店内は思ったよりも狭く、そこには20〜30人の人間とライトの光、そしてダンスとターンテーブルとバウンスビートがあった。
 皆一様にだぼっとしたパンツとオーバーサイズのTシャツを来ていたが俺にはどいつもこいつも同じに見えた。

 俺は酔いから来る吐き気と疲れから来る眠気と闘いながら腹に響くビートを楽しんでいた。
 しかし俺はHIPHOPの素養が無いのでかかる曲かかる曲知らないものばかり、MCはつまらないし頭はふらつくし何よりも眠気がすごくて意識が飛びかけた。


 まぁそんなで5時前ぐらいにそこを出て家まで「もう一人のTK’sCAR」で家まで送ってもらってようやく部屋にたどり着いた。

 部屋に帰り着くとすぐに服を脱ぎ捨ててPCの電源を入れ音楽を聴きながら眠りについた。

 最近では珍しいくらい妙に長い一日だったが最近では珍しいくらい楽しい一日だった。

 その夜は夢も見ずに眠った、3時間程。