2010年09月17日(金)  たまには真面目に闘争を(4)
 
「どうだった?」
「全然ダメ。全然ダメっていうか全然大丈夫」
「どっちなの!?」
「ねえ、管理規約ある?」
「あるけど」
「じゃあ持ってきて」
 
「はい」
「じゃあしばらく部屋にこもるから僕がいいって言うまで部屋に入っちゃだめだよ」
「何その鶴の恩返し」
 
と、自室にこもり、管理規約を隅から隅まで読破し、今回の請求にある矛盾点・異論を列記する。
 
まず、重要事項説明書ならびに管理規約に鍵の管理に関する説明ならびに紛失時の対応に関する記載が盛り込まれていない。
 
次に、自己負担分も負担などそもそも馬鹿げた話で、管理規約に記載されている『不足の事故その他特別の事由により必要となる修繕』に該当するのではないかと思われる。
 
また、過去の鍵紛失時の対応を調査するために過去の組合議事録の請求が可能だとわかった。
 
しかも請求費が高額なため、理事会決議外の決議が必要になるのか、前回各戸自己負担分を鍵を紛失した個人が負担することへの法的根拠がなければ、民法上の不当利得に該当するとも思われるため上記全てを小難しく記載して書面にまとめ、更に書面での回答を求めた。
 
これは、あの管理組合の偉い人(理事だか副理事だか)は、感情論優先で物を語るため、あえて小難しい書面にして更に書面での回答を求めることによって、簡単に請求できると思ったが意外と面倒臭いことになったと思わせるということプラス、「居住者が怒るから」「前回は可哀想だと思った」など、口では簡単に説得力を込めて言えることも書面ではきっと書けないことばかりなので、やはり相手も管理規約を元に交渉せざるをえない状況に持っていくためである。
 
「じゃあ行ってきます」
「どこに?」
「この書面、組合の役員全てのポストに入れてくる」
 
ここでようやく生粋イエスマンは、管理組合全員に対して喧嘩を売ったということになる。
 

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