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| 2010年08月04日(水) 吸引力の変わらない、ただひとつの大福。 |
| 先のティラミス風味チーズクリーム大福の続きになるが、パッケージに「チーズクリームとコーヒーゼリーをココア味の大福生地に包みました」とこれまた難解な言葉が書いてあり、やはり世の中は説明力ではなくて説得力だと再認識した。 先の言葉はゆっくり読むと何の意味もない。しかし客が商品を手に取った瞬間、何とかして買い物カゴに入れてもらわなければいけない。理由はよくわからないが大福の類はレジ近くに置いてあることが多い。よって商品を手に取って熟考している時間はなく、その衝動性に加担するような言葉が必要となる。「ティラミス風味チーズクリーム大福」ドン! お、なんだこりゃ? 「チーズクリームとコーヒーゼリーをココア味の大福生地に包みました」言葉の意味はよく分からんがとにかく凄い自信だといったキン肉マンの「屁のツッパリはいらんですよ」に匹敵するインパクトが必要なのである。 客は2秒前後でこの説明文を読むであろう。ん? コーヒーゼリー関係なくね? と訝る時間などない。ティラミスっぽいもの食いたい。チーズクリーム系欲しい。大福な気分。価値観が多様化してしまった現代人相手に物を売るには食器洗い乾燥機付き3D液晶羽根なし扇風機テレビのような発想、それを瞬時に説明する説得力が必要なのである。 パッケージの写真には、皿のような形をした大福の生地の上に本物のティラミスが乗っていて、「写真はイメージです」と書いてある。この「写真はイメージです」と書かなければいけなくなった世の中に悲しみを覚えつつ105円でここまで楽しませてくれた大福に感謝したい。 |
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