2010年05月04日(火)  区役所怖い。
 
先日、印鑑証明を発行するために区役所に行ったのだが、いつも区役所に充満する静かなる狂気のようなものを感じてしまって怖い。この狂気は怒りを根源としているような気がしてならない。怒声が聞こえるわけでも皆の表情が固いわけでもない。ではあの殺気だった雰囲気を醸し出す正体は何であろうか。突然背中をナイフで刺されてしまうような感覚。
 
あれは多分、それぞれの人生から発せられる不安によるものだろう。区役所に用があるということは、引越しであったり結婚であったり介護であったりと、自らの人生の何らかの転機を迎えることが多く、期待と不安、期待と絶望、絶望と不安など、全てにおいて陽性的な感情があるわけではなく、往々にしてあの場にいる人達は何らかの不安を抱えていると考えられる。そして気が小さい私は人の不幸も私の不幸のように捉えてしまい、誰か突然立ち上がって奇声を挙げてしまうのではないかと待合室の隅で戦々恐々としているのです。
 

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