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| 2010年04月24日(土) 01101010。 |
| 「あの銀行の口座から百万円、あっちのネットバンクの1年の定期に入れといて」と言われて、ハイワカリマシタとロボットのように返答し、自宅のパソコンで双方の銀行のネットバンキングにログインし、キーボードとマウスの操作のみでとある銀行の百万円が、とある銀行へ一瞬で移ってしまっているというこの現実感のなさは一体何なんだ。 だいたいインターネット銀行ってあれは何なんだ。実在するのかしないのかよくわからない場所にお金を預けて、その預けるお金だって本当に実在するのか怪しいもので、札束持って銀行に預けに行くのならまだしも、キーボード操作で大金が動き、それが大金なのかということすら怪しく、大金か否か決めているのは国でもない銀行でもないただの僕であって、いくら振り込みますかなんてメッセージが出て、キーボードの数字のキーを、1、0、0、0、0、0、0と、1を1回、0を5回押したら、それは百万円を意味するのであって、0を6回押したら一千万となる。キーボード叩くだけでお金が減ったり増えたりする。至極当然の事が全く意味がわからない。 お金なんかじゃない。これはただのデータだ。現代の人生の1/3くらいはただの電子データの変動で一喜一憂しているんだと思う。そんな僕らだって実はただのデータなのかもしれない。結局生きるか死ぬかの二進数だ。8ビットプロセサの中のちっちゃいレジスタに似た者同士が肩寄せあって暮らすのが地球でありマイクロソフトでありカプコンでありモンスターハンターである。モンスターハンターの世界で生きたい。でもあの世界はちっとも金が貯まらない。風呂もないし。 |
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