2010年04月23日(金)  今日のハズレジ。
 
夜勤明けに朝マックしようとマックに並んでいた。今日のハズレジは犬が大好きな人に悪い人はいないという常識強要お嬢さんの巻。
 
私の前には犬の散歩帰りに朝マックしようとでも思った20代前半のお嬢様。たかが犬の散歩のくせにピンクハウス系の洋服に、畜獣のそぞろ歩きに掛ける熱き思いが伝わってくる。
 
マックの入口に飼い犬を固定し、列に並んでいる間も度々入口の方を振り向いてはペットに対して手を振っている。お嬢さんの真後ろに立っている私は、お嬢さんが手を振る度に私の体がお嬢さんのペットへ向ける熱き思いの妨げにならぬよう少し体をスライドさせなければならず、うっとおしいことこの上ない。
 
そしてそのお嬢さんはペットへの熱き思いを抑えることができず、何を血迷ったか列を外れ、ペットの元へ走り寄り、うひゃあ、うひゃひゃあと、ムツゴロウのようにペットとじゃれ合い始めた。もうマック食わんのだろうか。とまあ、列から一人外れたため、その分早くなると得しましたわと、あと一人で私の会計の番となったところで、先程のお嬢さんが物凄い勢いで走ってきて、私の前に息を切らしながら列に割り込み、しばらく息を整えてから意を決した勢いで後ろを振り向き大きな声で言った。
 
「アタシここに並んでたんです! 申し訳ありません!」
 
お嬢さんは僕以下、後ろに並んでいる人達に向けて全力で謝罪した。しかしお嬢さんが全力で謝っているだけで、果たしてその全力の謝罪が社会の秩序に沿っているかというと全くそうではなく、お嬢さんにしてみればペットがあまりにも悲しそうな目をしていたので走り寄らずにはいられなかったというところだが、私は夜勤明けで腹が減って犬以上に悲しい目をしているはずであり、私以下に並ぶ客も満腹の状態でマックに来ているわけがなく、皆一様に腹が減っているのであって、犬の気持ちなぞ知る由もなく、ただ一方的に茶番のセンチメンタルを強要されただけであってちっとも納得していないのだけれど、可愛いお嬢さんが泣きそうな顔して全力で頭を下げると、なんだか許したくなっちゃう世界を構築した神様を私は許さない。
 

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