2010年01月08日(金)  厚斬り!
 
休日。ノートパソコンと新しい携帯を探しに秋葉原。新品のモンスターハンター3が1500円で売っていて、これは買いだと思って買ったけど、平日多忙の社会人の身としては、とても開封する気になれぬ。
 
秋葉原はカレー屋が多い。なぜ多いかは知らない。多分、秋葉原に行くってことは飯を食う以外の目的の方が大きいからで、腹が減っても飯を食う以外の目的を達成したいけど腹が減るけど飯を食う以外の目的を達成したいために来たわけであってそれでも生きてちゃ腹が減るからしょうがない。ササッと飯でも平らげようかと、すぐに出てきてサッと食べれるっていうカレーの存在と客のニーズが合ったのかもしれないね。
 
そんな僕も、もともとグルメではないので腹が満たせればそれでいいので今日もカレー屋入ってろくにメニューも見ずに券売機のボタンを押して、ロースカツカレーを食っておったら、ちょこちょこ店員が僕の食いっぷりを見ていると思ったらどうも僕のカレーを見ている様子で気持ち悪いな。いやだな。もう田舎帰ろうかななんて考えていたら、その店員が意を決したようにカウンター越しに僕のところに来て、
 
「申し訳ございません。お客様に出したカレーはロースカツカレーじゃなくて厚切りロースカレーでした。厚切りロースカレーというのは、普通のロースカツカレーよりも肉が厚くなっておりまして、もちろん値段も違います」
 
(こいつロースカツカレー注文して間違えて出したオレも悪いんだけど厚切りロースカツカレーを出しちまって、でも普通気付くじゃんこれ普通のロースカツカレーより肉が厚いなって。こいつ、ってお客さんに言っちゃまずいけどこいつも多分カレーが運ばれてきた時点でわかったと思うんだよね。厚切りロースカツカレーだって。でも食っちまったんだよ。平然と。飄々と。なんて厚顔無恥野郎なんだ)
 
「しかし間違えたのは当方なのでお取替え致します」
 
と、まくしたてるように注文にミスがあったことを話し始め、行った人はよくわかると思うけど、お昼時のアキバのカレー屋は大抵満員であって、その満員の店内で、低料金でワンランク上のカレーを平然と食っている悪い奴と他の客全てから避難の目を浴びせられているような気がして、あの店員の言葉の行間に( )内のようなことを言っているような気すらして、今更お取替えするって言ったってもう半分食ってるし、俺はどうすればいいんだとカレーの汗なのか狼狽の汗なのかわからぬものを噴出しながら店を飛び出して、新宿に寄ってとうとうケムモを作りました。
 

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