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| 2006年09月10日(日) 激痛。 |
| 突然、左胸から肩に激痛が走り目覚める。時計を見ると午前5時。息を吸うと痛みが強くなる。深く息を吸い込まないようにハァハァと浅い息をしながら、これはきっと夢だ。夢じゃなくても、もっかい眠って7時半に起きたら何事もなかったように治ってるかもしれん。と、数十秒で激痛が治まったため再入眠。しかし、妻の声で7時半に目覚めても胸はまだ痛む。 明け方ほどの激痛ではないが、息を吸うたびに胸から肩が痛い。白衣に着替え、いつものように病棟へ。痛んでいる部分が少し気になるが、今日は僕が病棟の責任者だから休むわけにはいかない。たとえ悪化したとしてもここは病院だ。なんとかなる。 午前10時、昼食時、午後3時と、3度、激痛に襲われる。激痛自体は数十秒で治まるのだが、その数十秒は息ができず、立っていることもままならない。自然気胸ではないだろうか。そう思った僕は、聴診器で自らの肺の音を聴いた。もし自然気胸なら痛む方の肺の呼吸音が弱くなっているはずである。 自然気胸とは、肺に突然穴が開き、空気が胸腔内に漏れて肺が圧迫されて縮んでしまう病気で、突然かなり激しい胸の痛みに襲われ、息苦しさや咳などの症状を伴う。背が高く痩せ型の若い男性に起こりやすい。 しかし、肺の呼吸音は特に変わりない。パルスオキシメーターで酸素飽和度も計ってみたのだが正常。胸は痛いが、脈も正常だし動悸もない。とりあえずレントゲンを撮ってもらおう。と、仕事を一時中断し、外来で診察。レントゲンを撮ったが変わりなし。この間も、左胸から肩への発作のような短時間の激痛が1度あった。 一体どうしたんだ? 胸を押さえながら階段をのぼって病棟へ戻る。「どうしたんですか?」と看護婦さん。「どうしたんだろう」と病棟主任。まさかこれもストレス? |
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