2006年08月29日(火)  奇跡の悪戯。
 
全然凹んでないと言いながらも、未練がましく財布のことばかり書いて生来のウザったさを発揮しながらも紛失から1週間経ち、そろそろ現実を受容せねばならんなぁと諸々のカードの再発行を済ませ、新しい人生の再スタートを切ろうとした矢先、職場の婦長さんから電話。
 
「財布が見つかったって! よかったねー! 保険証を見て病院に電話したみたいよ!」
 
婦長さん、僕より先に興奮している。というのもこの財布を紛失したという事件は、ちょっと主任さんしっかりしなさいよという、日頃しっかりしてるけどたまにはドジする人間臭い奴というパーソナリティーを確率させるエピソードに適しており、へへ、財布なくしました。どこでなくしたかわかりません。へへ。僕馬鹿かもしれんです。今度渋谷行った時、僕の財布が落ちてたら教えて下さいね。
 
と、スタッフ全てに吹聴しており、そんな自虐的な態度を取ったあと、人知れず溜息を吐くという演出は決して人知れずではなく、誰かが見ているということを見越して溜息を吐くという何の得にもならない煩雑なことを演じ続けていたのだが、まさか本当に見つかるとは思ってもいなかったので、突然のことで自制が効かず、素で喜んでしまった。
 
財布を失くした日、僕は渋谷のとあるホールで開催されたイベントに行っていた。そこでは財布を使用しなかったので、失くしたのはここではないだろうと思いつつも、一応確認のために、再度ホールに行って警備員の人と一緒に探してみたけど見つかんなくて、連絡先だけ教えて肩を落として交番に行ったんだけど、財布があったと連絡してくれたのは、そこのホールの係員からであった。なぜ。どうしてそこに財布があったのだろう。
 
答えは簡単で、これはまぁ神様のちょっとした悪戯だったのであろう。と、妻と見解が一致してそれ以上深くは考えなかったのだけど、魑魅魍魎が跋扈する大都会渋谷で財布失くして1週間経って、中身は全て無事という奇跡が起きたのは、ひとえに神様のご厚情ご支援による賜物と心から感謝いたしております。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願いいたしますとともに、末筆ながら皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。
 

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