2006年06月24日(土)  妻へ。
 
今日も一日お疲れ様でした。僕は夜勤明けなので、夕食作って待ってます。眠ってなかったらね。夕方ちゃんと起きてたらね。これがまた難しいんだ実は。夜勤明けって朝の9時半に仕事終わって、家に着くのが10時。で、朝ご飯食べてシャワー浴びて、ゲーム。ゲームするとダメなんだなぁ。すぐお昼過ぎちゃって気付けば1時とかなっちゃってる。で、眠いからベッドに入ると熟睡しちゃって3時間4時間じゃ起きれない。気付くと夜6時とかなっちゃってる。そうなるともうだめ。夕食作り始める頃に君が帰ってきちゃう。お前一日何してたんだって言われたら、ずっと寝てたしか言えなくなっちゃう。寝ちゃったかと言われれば、寝ちゃったとしか言いようがないって村上ファンドみたいな言い訳しかできなくなる。だから僕は夜勤明けのゲームを我慢して、昼寝も適度に切り上げて、ちゃんと夕食作ります。言った。書いた。
 
この日記は仕事帰りに電車の中で読んでいるのかな。いやー。しかしお腹に赤ちゃんいて働くのって大変だね。周囲の理解なんつっても、人はみんな自分のことで精一杯で、世の中には純粋な受容と共感なんてないんだから、仕事の負担が減らないってのもしょうがないのかもしれない。でもこれが現実。でも、世の中に1人だけ純粋な受容と共感をする人がいるってのも現実。僕のこと。本当にちゃんと受容、しっかり共感。だったらちゃんと夕食作れって話なんだけどね。
 
世の中に一人もいないことと、一人しかいないこと。たった一人しか違わないけど、0と1では全然違う。しっかりとサポートするから、あと2ヶ月、頑張って。辛かったらさ、明日から仕事に行かなくたっていいんだよ。世の中はね、私がいなくちゃどうにもならないってことも、いないならいないなりにどうにかなるものなんだよ。リリー・フランキーが何かの本で言ってた。「みんなまんべんなくどうにかなってる」って。どうにかなるんだ。どうにでもなるんだ。まぁ極端な話だけど、そのくらいの心意気ってことでね。そのぶん僕が働けばいいんだから。
 
妊娠中も仕事してるからって母親失格なんて思うことはナンセンスです。妊娠中仕事してなかったら母親合格じゃないでしょ。要はね、自分の体調を考えて、自分のペースをわきまえて、元気な赤ちゃんを産むことが、母親合格なんだ。逆に誇りを持つべきだよ。仕事してることに。君の仕事内容はあんまりわからないけど、僕より大変なことやってるんだから。僕なんてヘラヘラ笑ってれば一日が終わるんだから。いやホントに。
 
僕は今、君と君のお腹の子どもだけを最優先にして生きている。結婚と恋愛が違うところは道の数。いま思いついたから間違ってるのかもしれないけど、恋愛はそれぞれ二つのレールがあって、それは将来的に1本になるのかもしれないし、分かれてしまうかもしれない。でも結婚ってのは道は一つしかないんだ。まぁいずれ分かれてしまうパターンがあるのかもしれないけど、新婚だし、そんな可能性は考えないことにして、とりあえず1本なんだ。だから君が歩けば僕も歩く。君が座れば僕も座る。君が走ればお腹の子にいけないからと袖を引っ張る。これが結婚なんだと思う。
 
今日も一日本当にお疲れ様でした。夕食作って待ってるよ。部屋のドアを開けて僕がまだベッドに入っていたら違う道を選ぶがいい。言った。宣言した。僕は誰から見ても最高の夫になるのではなく、君から見た最高の夫を目指すんだ。すげぇことだこれは。あの利己的な我利我利亡者な独身生活は何だったんだって我ながらビックリするけど、これが結婚というものだ。これが結婚というものだ。早く帰っておいで。またあとで会いましょう。
 

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