2006年06月21日(水)  マタニティグッズ。
 
男にとって無関係の世界、マタニティグッズ。月日とともにせりだしてくる腹に合わせ、体型に合わせたファッション、下着、肌着、パジャマ諸々を購入しなければならない。女性はほんとに大変だ。
 
マタニティショーツって見たことありますか。パンツと腹巻が合体したようなやつ。マタニティブラって知ってますか。授乳しやすいやつ。あとマタニィパンツとか。見かけはジーパンとかチノパンだけど、ウエスト部分が腹巻みたいになってるやつ。
 
妻は結構ファッション雑誌とか買うほうで、お洒落に敏感な綺麗な女性なんだけど、マタニティグッズに関しては非常に慎重な姿勢を見せており、腹が出てきても「まだ今までのパンティとブラで大丈夫」とか、「ズボンもベルトしなければ大丈夫」と言っていて、そう言っている間にも腹はどんどん出てきて、それでも妻は「まだ大丈夫。家にあるやつで大丈夫」と気丈に振舞っている。
 
でも僕は考えた。「あるやつで大丈夫」だったらマタニティグッズなどは存在しないのではないか。何かしら妊婦に有益だからこそ存在するのではないか。今はあるやつで大丈夫なのかも知らんが別にうちは貧乏ではないわけだし、かといって金持ちでもないけどね、妻が買わないのだったら僕が買おう。
 
と、数ヶ月前、日本橋に水天宮っていう安産の神社があるんだけどね、その通りにマタニティショップがいっぱい並んでいるという情報を仕入れて一人で行きました。ブラやらパンツやらを買いに。ついでにお参りもしてきました。
 
そして顔から火が出る思いをしてマタニティショーツ、マタニィブラ各3枚、仕事着で着られるようなマタニィパンツ2枚、部屋着のマタニティパンツ1枚を購入。レジで金を支払う頃には顔から火が出っ放しで、妊婦やら若夫婦に囲まれて逃げるように水天宮を後にしたのも全部妻のため。
 
仕事から帰ってきた妻に、休日を利用してこんなん買ってきました。と、マタニティショーツを広げると、「でかパンやだーっ!」と、泣きそうな顔をする。ファッションに気を遣っている子やからね、ショックだったのしょう。でもまぁ物は試しで着てみて下さい。と、未だ火照りが取れない顔に優しい笑顔を浮かべてマタニティショーツを渡し、試着をした妻は「わー! ちょーらくちーん!」と歓喜の声を挙げた。
 
マタニティブラもラクチン。パンツもラクチン。全部ラクチン。世の中にこんな便利なものがあったなんてと妻は感動しっぱなしで、まぁ怒るよりも泣くよりも嬉しいという感情はお腹の子にもいい影響を与えるのだろうな。よしよし。もっともっと喜ばせてやろうという経緯で、以後、妻のマタニティグッズは全て僕が買い揃えている。妻はその度に喜んでいる。だから必然的に元気な赤ちゃんも生まれるってわけ。
 

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