2002年06月03日(月)  とばっちり。
ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまって右目の瞼を1センチほど切ってしまった。
一晩経てば痛みも出血も治まるだろうと思っていたが
今朝目覚めて鏡の前に立つと予想以上に腫れていて、
気分がいいわけじゃないのに常にウィンクしている状態になっていた。
 
傷口に細菌が入って炎症を起こしたのだろう。
仕事が始まる前に看護婦さんに傷の処置をしてもらった。
「猫に引っ掻かれました」
なんて誰が聞いても嘘だとわかるようなことを言ってしまったが
看護婦さんはそれ以上深追いせず、憐れみのこもった表情でガーゼを当ててくれた。
 
居酒屋で友人と酒を飲んでいた。
僕と同じ歳なのに結婚生活が上手くいかないなんて大人びた悩みを抱えていた。
僕の中で今のところ一番の悩みであるパソコンの調子が悪いなんてことに比べると
それは比較するに値しない程、差があった。
 
そしてその差は、酔った状態で如実に現れた。
結婚生活に対して横槍を入れてきた隣のテーブルの客に因縁をかけたのだ。
そして西部劇のようにどちらともなく店を出て、殴り合いを始め出した。
 
僕も慌てて店の外へ出て友人とその客の真ん中に入って制止しようとしたその時、
相手の金の時計をつけた左手が飛んできた。
殴られそうになった途端、周囲がスローモーションになり、その左手に輝く金色の時計の
文字番や時刻や秒針がはっきりと見えた。
(1時20分!)と頭の中で考えた時には大きく後ろへ飛ばされていた。
 
殴られてから、もうどうでも良くなって、痛みと出血に少し驚いたけど、
呆然とその2人の殴り合いと周囲の人が止める光景を眺めていた。
 
「よっぽど大きな猫だったのでしょうね」
と看護婦さんは言ったけど、相手は予想以上に凶暴な熊のようだった。

-->
翌日 / 目次 / 先日