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| 2002年05月24日(金) 肝に命じて |
| 恋人と別れたら写真は捨てるけど、ネガは残っている。 写真を捨てるときにネガまで捨てたらいいんだけど、そういう時はネガまで捨てようなんて頭が回らない。 というわけで、押入れの奥や、レターケースの中や、ソファーの下から 古いネガを引っ張り出して一斉に現像に出してみた。 数年前の思い出も、30分もすれば写真という形として僕の目の前に現れる。 どうして今頃、過去を持ち出して、アルバムを用意して一枚一枚整理を始めるのだろう? 後悔とか未練とかあまり感じなくて、浮き彫りにされるのは 過去と比較した現在の寂しさだけ。 写真に写っている過去のあらゆる笑顔と横で手を組んでいる女性を眺めて どの彼女といるときも、幸せな時間は確実に存在したと認識することができる。 1つの恋が終わるときは、それはものすごいエネルギーを消費して 数日間あるいは数ヶ月間、ぐったりとした日々を送るのだけど、 そういう時は写真など撮らないので、 今、こうして僕の目の前に並んでいる過去の写真は全て幸せな時間だけを証明している。 みんな僕に見切りをつけて彼氏を見つけてしまったり、結婚してしまったり、 ばったりと連絡を絶ってしまった人たちだけど、 写真の笑顔は、その時の、その時間の、その瞬間の真実を語っている。 そう思っている事こそが未練っていうんじゃないかって人は言うかもしれない。 まぁ、こういうことをやっている限り、未来になんて進めないのかもしれない。 だけど過去にも戻れないわけで ということは僕は今どこにいるんだ?という問題が出てきて 今僕は6畳1間の自分の部屋でお姉さん座りしてアルバムを整理しているという答えに結びつくんです。 最近の日記は、自分で読み返してもちっとも面白くありません。 荒唐無稽で支離滅裂で。 時々そういうサイクルがまわってくるのです。文章が書けないサイクルが。 今はそのサイクルの真っ只中にいるのです。 そういうサイクルの真っ只中に失恋やら合コンやら旅行が重なって、 何をしていいか全くわからなくなって 小さな混乱で頭の中が埋め尽くされて 昔の写真を現像するという実をいうと全く意味不明の行動をしたりするんです。 継続は力なりと言うけれど、 時に継続は、逆効果になるということを 肝に 命じて |
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