2001年11月25日(日)  歪の週末(列車の旅編)
僕は列車の座席に座るなり眠ってしまったようだ。

ふと目が覚める。午前5時05分。そろそろ目的地の久留米に着く時間だ。
「次は鳥栖〜。鳥栖〜」
車内にアナウンスが流れる。次は鳥栖。えっと久留米より駅2つ先に進んだところか・・・
って通り過ぎてるし!!

5時15分。慌てて荷物をまとめ、鳥栖で下車する。
久留米行きの時間を見る。5時55分。あと45分も待たなければならない。
煙草の煙より濃い白い息を吐きながら誰もいないホームで一人缶コーヒーを飲んだ。
昨夜の御深会の賑やかさが、早くも懐かしく思えた。

午前6時過ぎ、JR久留米駅に到着。バスの始発までまだ時間がある。
仕方なくタクシーを拾い、近くのサウナへ行く。
ゆっくりと風呂に浸かり、サウナで汗を・・・と思ったが、僕はサウナに入れない。
サウナって我慢大会しているようで嫌いだ。

風呂上り、リラクゼーションルームで一眠りする。
目が覚める。午前8時50分。
試験まであと30分かぁ・・・・ってこうしちゃいられねぇ!!

慌てて服を着替えて試験場へ向かう。
携帯を忘れるとタイマーもセットできない。時間に支配されすぎている。

テスト開始5分前に到着。
テストは論文3つ。
「多民族、多宗教、多文化の元の平等について」
「アメリカとスウェーデンの福祉について」
「医療器具を使用している時の介護の注意点」
頭を悩まさずに書く。論文はちょっとしたコツがあるのだ。
コツは後日の日記で書こうと思う。

試験終了後、どこにも寄らずに駅へと向かう。早く家に帰りたかった。
15時00分。列車に乗り込む。なんと満席。
今日は3連休の最終日。博多辺りで買い物やレジャーを楽しんだ人達が
膝の上にお菓子やお土産を乗せて座っている。座っている。
僕は、立っている。試験帰りの僕は、立っている。レジャー帰りの人たちは、座っている。

不公平だ。僕に席を譲ってください。
早朝に駅を乗り越してサウナで寝坊して試験3つ受けた帰りなんです。おまけに携帯も持ってません。
席を譲ってください。譲ってください。譲れよ畜生。

席は全く空く気配を見せず、僕は、福岡から鹿児島までの間、
時間にして約4時間、
距離にして約1000キロ、
福岡、熊本、鹿児島の3つの県境を越えて、
 
僕はずっと立っていた。
足が棒のようになって北風が吹いただけで折れそうになった。

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