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| 2001年09月30日(日) 第2次2時災害。 |
| 深夜2時(また深夜2時)に携帯が不吉な着信音を響かせる。 最近は明るい話題に乏しいので、携帯も暗めの着信音に設定してある。 勿論、僕は布団にくるまって寝ている。 夜遅くまで友人とビデオを見ていて、僕の枕に友人の香水の香りが染みついていた。 その香りのせいからか、僕はその友人からの電話かと思った。 「もしもし!こんばんわ!雨降ってます!雨よ降れ降れっていうかいい加減やめよ!」 後輩だ。しかも酔っている。しかもベロンベロンに。 「また飲んでるのか。明日も仕事だろ」 「関っっ係ないっス!!雨降ってます!雨!」 ちなみにこの後輩、「関係ないっス」が口癖である。 大抵の物事を「関係ないっス」で済ませてしまううらやましい性格の持ち主である。 「で、何?用がなかったら切るよ」 「先輩冷てぇ!この雨のように冷てぇ!むしろ雨より冷てぇ!」 ピッ ためらいもせず、携帯を切る。僕は雨より冷たいのだ。 深夜の2時に後輩の相手をするほど寛大な心は持ち合わせていない。 間髪入れず携帯が鳴る。勿論後輩だ。 「何だよ、まったく」 ここで携帯を取るところが先輩らしい。 先程の言葉は訂正。僕は少しは寛大な心を持ち合わせているのだ。 「切らなくていいじゃないですか!雨やまないし!金ないし!」 「雨と金は関係ないじゃないか」 「関係ないっス!」 もうわけがわからない。 「じゃ、明日ちゃんと出勤するんだよ。おやすみ」 「あ!あぁっ!先輩切らないで!金なくてタクシーに乗れないんです!ちょっと迎えに・・・」 ピッ 深夜2時に人妻は迎えに行くが、後輩は迎えに行かない。 その差は性差でもあるし問題の深刻差でもあるし何よりも馬鹿らし差でもある。 |
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