2001年09月21日(金)  アルコールとシャワーと香水。
午前7時。設定を消し忘れていた目覚まし時計が鳴り響く。
それは隣の部屋から「消してよー!!」という声と共に聞こえてくる。
頭が痛い。重い体を起こして隣の部屋に行き、目覚ましを消す。
  
「なんで7時に目覚ましが鳴るのよー」
「ごめん」
  
僕の部屋の僕の布団には4人の友人が難民のように肩を寄せ合って寝ていた。
昨日一緒に飲んで、そのまま泊まったのだ。
僕は一緒に寝るわけにもいかないので、隣の部屋のソファーに寝ていた。
小さなソファー言に無理して丸くなって寝ていたので体の節々が痛い。
  
「おはよう」
「おはようってまだ7時でしょ」
  
もう1人の友人が枕に顔を埋めたまま言う。
7時だから「おはよう」なのだ。と言いたかったが、
怒られると頭に響くので何もわずに隣の部屋に戻り、再びソファーに横になった。
  
・・・・・
    
「ねぇ、ご飯食べに行こうよ」
  
肩を揺すられて目覚める。時計がないのでわからないが、
隣の部屋から「笑っていいとも」が聞こえてくるので、もう正午は過ぎているのだろう。
  
「行かない」頭が痛いのだ。
「行こうよ」
「行かない」体の節々が痛いのだ。
「そういえばさっき携帯鳴ってたよ」
「鳴らない」なんでも否定。
「私達だけで行くよ」
「そうして」
「バカオトコ!!」
  
バカオトコ!二日酔いで小さなソファーに横になっている僕の耳元で大声で叫ばれる。
それから彼女達は各々シャワーを浴びて、何処かへ行ってしまった。
  
・・・・・
  
目が覚める。午後3時。またあれから眠ってしまったのだ。
隣の部屋に行くと、昨夜のアルコールの臭いと彼女達の香水の匂いと、
シャワー上がりの髪の毛の香りが混ざり合った匂いがした。
  
「昨日はありがとう」
  
テーブルの上のメッセージ。
  
僕はやっぱり告白しようと思った。

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