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| 2001年06月06日(水) 愛しのバナナチップ。 |
| 仕事帰りの車の中、突然「バナナチップ」が食べたくなった。 スライスしたバナナを乾燥させてまで食べる事ないじゃないか的なあのバナナチップ。 「バナナチップ!!」 車の中で叫んでみる。実際に声を出して叫んでみると、バナナチップへの想いが余計強まってきた。 「バナナチップ!バナナチップ!!」 2回続けて叫んでみると、今度は恥かしくなってきた。 兎に角、今すぐにバナナチップを手に入れなければ、もう一生、食べれないような気がしてきた。 異常です。強迫観念甚だしいです。 「天啓だ!」最近覚えた言葉をさりげなく使ってみたりします。 そうです。バナナチップを食べろと天からの思し召しなのです。 この辺も異常です。 いつものスーパーに寄り、惣菜コーナーより先にお菓子コーナーへひた走る。 無い。バナナチップが無い。ポテトチップはある。だけどバナナじゃなきゃヤだ。 というわけで別のスーパーへ行く。 滅多に行かないところなので、お菓子コーナーを探すのに一苦労。 無い。バナナチップが無い。バナナはある。だけどチップじゃなきゃヤだ。 「そごうか。ここは」 自分なりに皮肉を込めた捨て台詞を吐いてスーパーを後にする。 少し遠いスーパーへ行く。車で15分かかる。 なんだか、馬鹿らしくなってきたが、乗りかかった船なので、車を走らせる。 探す間も惜しいので店員に聞こうかと迷う。 しかし、それは恥かしい。年頃の男がバナナチップを血眼になって探すなんて馬鹿げている。 バナナチップバナナチップ・・・・・あった。 バナナチップはいかにもバナナチップが並んでそうな棚の端に埃をかぶったような感じで佇んでいた。 バナナチップだけじゃ恥かしいので、食べたくもないポリンキーも一緒に買う。 ポリンキー。お前は店員の目を誤魔化すためのダミーなのだ。 鼻唄を歌いながら家路へ帰る。 バナナチップを手に入れた達成感。早く食べてしまおう。 しかし、手に入ったら、安心してしまったのか、別に食べる気はしなくなった。 あの、バナナチップへの異常なまでの情熱は一瞬にしてどこかへ消えてしまった。 こりゃ、恋愛と、一緒だね。 |
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