2001年03月15日(木)  悲しみの塗装工事。
アパートの塗装工事も佳境に入っている。
私はそう信じたい。いくらなんでも長すぎる。

今日は夜勤明け。
疲れた体でアパートの階段を昇る。
2階から降りてくる人とすれ違う。私は端に寄る。
どうぞ通って下さいな。

「あっ!!」

階段の下から工事の人の声。
どうやら私に発せられたらしい。

「…ペンキ…」

あっ!!僕のシャツとズボンに白いペンキがついている!!
このペンキ取れないのかな。

「取れないですよ。そりゃ」

即答。工事のおじさん。さすが男だ。潔い。

とりあえず部屋へ戻る。
だがしかし部屋に入れない。ドアがガムテープで覆われている。

「…すみません。入りたいのですけど。」

工事のおじさん。不機嫌モードに早変わり。
しょうがねぇなぁ。って顔でガムテープをはがしだす。

しょうがねぇなぁ。って僕の部屋だ。
家賃だって決められた日にちゃんと払ってるんだ。

やっとの思いで部屋に入り(入り口で5分は待たされた)シャツを着替える。
この白ペンキがついたお気に入りのシャツをクリーニングに持っていく。

あれ。

部屋から出れない。再びガムテープが貼られているのだ。
部屋の内側から思い切り外へ向けてノックする。
まったくおかしな話だ。部屋から出れないなんて。

しょうがねぇなぁって雰囲気で(部屋の中から表情は見れない)おじさんがガムテープを再びはがす。

「ありがとうございます」

なぜかおじさんにお礼を言う私。小心者かしら。

クリーニング店へ行く。
「これ、ペンキなんだけど落ちますか?」

「取れないですよ。そりゃ」

即答。クリーニングのおばちゃん。さすが女だ。潔い。

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