文字姫
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底辺の女。→→→2005年11月18日(金)
彼との会う約束をブッチしてバイト。

前にも行ったちょっと高級感のあるニュークラ。
この店は休む暇あんまりないから疲れる。

ヘルプで系列の某ススキノ最大坪の有名店にも行かされたけど、店が混んできて行ってすぐ帰ってきた。
某有名ニュークラ嬢生で見てみたかったのに。

あたしの好きなときに、ヘアメイクしてドレス着て着飾れるこの派遣でのニュークラ嬢は、もちろん小遣い稼ぎではあるけど、その他に、着飾れる喜びみたいなものがあった。

やっぱりあたしは女だし、小学生の頃からホステスに憧れてたような、女だ。

きれいな格好をして、普段とは違う着飾った自分になって、にこにこ笑って、可愛いね可愛いねって言われるのが嬉しかった。

キャバのときには全く感じなかった嬉しさがあった。

もちろん接客は全く向いてないとやる度に思う。
会話を盛り上げる気もプロ意識も普通のホステスより断然低いと思う。
客と話したいとは特に思わない。
クソだと思う客の方が多い。

それでもまた週に1、2度くらいバイトに行くようになって、彼の都合があたしと合っていても、「バイトに行きたい」と思ってることに気付いた。

「バイトに行きたい」
「ドレス着たい」
「着飾りたい」
って。

もちろん「お金ほしい」って気持ちは大きいし、「彼と会うのが面倒」っていう気持ちも正直少しある。
「会いたい」のと「会うまでの時間と気持ち」とは別だから。

明日でも会えるはずの彼と、明日でも行けるはずのバイトとでは、バイトを優先するようにしてしまった。

まぁ行った後は愛想振り撒くのに疲れてまた1週間休むかなって思うから、やっぱり本職には絶対向いてないと思うんだけどね。

派遣でのこの仕事はラクだし、都合がいいから、最悪再来年、就職していたとしても、月に数回ペースででもこの仕事を続けているような気が最近してる。

結局あたしは、そういう女ってことなのかな。

ニュークラ嬢であることが申し訳なくなるほど彼を好きじゃないだけなのかな。
バレなさそうな彼だからって見下して甘えてるのかな。

明日は彼と会う。

今日バイト中に仕事終わってすぐの彼からメールがきた。
「今日泊まる!?」って。

バイト中だって言ったら、「バイトだったら仕方ないよ。明日こそ会おう!会いたいよ」って返ってきた。

彼はあたしが居酒屋で働いてると思ってる。
夜遅いからあたしの体調を気遣ってる。

キャバの頃なんて週2、3で毎日働いてる彼とそこまで変わらない給料貰ってた月もあって、それでも基本彼の奢りだったし、「あたし貯金あるから」「貯金しなよ」って彼に説教してた。

あたしは確かに普通の学生より少しは貯金はあると思うし、貯金するの好きだし、稼いだだけ使ったりしてないけど、でもその金の9割は援助とキャバとニュークラで細々と稼いできた金だ。

あたし最低だな。
こうやって整理しなきゃ自分が最低だってことにも気付けない。
いや、気付いてるけどそれをそこまで悪いことだと思えてない。

あたしは、そんな彼に嘘をつきながら、着飾ってタバコ吸いながらオヤジに媚び売ってる、彼がいちばん嫌いなタイプの女なのに。

それでも、辞められない。





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