| 文字姫 | old day days list new day |
2つ目の山。→→→2005年08月17日(水) 一昨日から昨日にかけてラブホお泊りしてきた。 1日中一緒にいて自学まで着いてって満室のラブホばっかで空室探し回って1日中一緒にいた。 だから夜はいつもよりは早めに寝ちゃったんだけど、夜中寒くなって目が覚めて、彼がまだ寝ててなんとなく暇だったから、枕元にあった彼のケータイを勝手に見てしまった。 前に受信は全部見せられてたし大してなにも考えずに見てた。 8割方あたしの名前ばっかだなぁ〜って思いながら送信のとこ見てたら、前に好きな人がいるってフラれた彼の先輩とのメールが出てきた。 受信だけ消してたのよ彼。 見たら普通に仕事先の先輩と3人とかで遊んでて、「ほんとは2人がよかったんだけどね」とまで言ってた。 ちょっとびっくりしながら進めてったら、知らない女とのメールまで出てきた。 登録されてなかったけど、「あやちゃん」って書いてあった。 「また今度みんなで飲もうね〜」とか、「あやちゃん可愛いしょ」とかあって、終いには「えっちしてないの?どれくらいしてない?」「俺がしたいって言ったらどうする?」「したい」ってメールまで出てきた。 これが核心をついた。 あぁ、やっぱりかぁって思ったけど、やっぱりショックだった。 全部何度か見て、とりあえず前回よりは遥かに傷ついてないこと確認しながらタバコ吸って、やっぱ泣いちゃって、友達に電話した。 ちょっと泣きながら話して、今言うべきか少し距離置いてみるべきか相談したら、言えとも言えないとも言えないけど、って言われた。当然だと思う。 話したらちょっとは落ち着いてきた。 とにかく別れようって思った。 でもまさか寝直せるわけがなくて、ちょっと前にスカウトされた黒服にメールした。ずっと返してなかったから。 そしたら電話がきて、またそこで今度は笑いながら愚痴った。 「1回目なら許しなって〜」って言われて、「いや〜2回目なんだよね」って言ったら「あぁ!別れな!その男は駄目だわぁ〜!」って言われた。 「だよね!別れる別れる!」って言って、遊ぶっていうか店の紹介の話で会う約束して電話を切った。 その後洗面所から部屋に戻って、彼の隣で寝てみたんだけど、やっぱり寝れそうになくて、窓開けて換気とかしてたら彼が起きた。 「今何時?」 「…5時」 「5時?俺じーちゃんじゃないんだからさぁ…。もうちょっと寝るわ」 「寝る?」 「うん」 「……帰りたい」 「えっ?」 「帰りたい」 「え、なんで」 「…帰りたいから」 「え…」 「病院行かなきゃだし」 「あぁ〜……」 「寝てていいよ。先帰っていい?」 「いや、ひとりじゃ帰さねぇよ。…帰るかぁ?」 って言って、キスされそうになったから避けた。 え?みたいな顔になった。 「…あたしがさ、しばらく会いたくないって言ったらどうする?」 「え…なんで」 「会いたくないから」 「え……」 「…もう駄目かもしれない」 「えー…。……まじかぁ」 「あたしもじゅんのこと信じれないし、じゅんもあたしのこと信じれないでしょ?」 「……」 「……もう駄目かもしれない」 「…ずっと思ってた?」 「ちょっとね」 「……まじかぁ」 「だってじゅん先輩とも切れてないでしょ?」 「切れたって!ほんっと遊んだりしてないよ!」 「……なんでそうやって嘘つけるのかがわかんない」 って感じで。 彼は思ったより混乱してなかった。 まだ少し寝ぼけてたんだと思う。 しばらく同じような会話繰り返して、これじゃ核心つかないなって思ったから、「あやって誰?」って、聞いた。 「あぁー…。仕事先の先輩の彼女の友達なんだよね。みんなで飲んだ時にいたけどなんもないよ」 「なんもなくないでしょ」 「ほんとなんもないって!嫌々着いてっただけ!」 「もういいってそういうの。先輩とも遊んだでしょ?」 「遊んでないって!…仕事先の先輩と3人では遊んだけど2人では遊んでないよ!」 って、少しずつ吐き始めた。 「でも2人で遊びたいって思ったんでしょ?」 「思ってないって!遊んでないし!」 「遊びたいって言ってんじゃん」 「でもなんもないよ!あやって人も気に入られただけで俺はなんもないよ!可愛くないし歳全然上だし!」 「年上好きじゃん」 「いや……。…とりあえずケータイ見たんでしょ?」 「……見た。……ごめん」 「いや……」 「……見るんじゃなかった」 そこから少しずつほんとのことを話し出した。 「2人でとか実際遊ばないって」「したいとか冗談だから」って言ってたけど、そんな冗談許せるわけがなかった。 「だってもう信じられるわけないじゃん。じゅんもあたしのこと結局信じてないし。…じゅんといたら人間不信になる。……もう駄目だよ」 「…悪いのは俺だから、止めれるわけがないし、止める術がないわ。なんも言えねぇよ」 って言われた。 だから、じゅんだけが悪いわけじゃないって言って、タカと2人で何度も遊んだことも話した。 半ば勢いだったけど言った。 終わるならそれだけは言ってから終わりたかった。 「…いや、いいよ」って言ってたけど、びっくりしてたし、ショック受けてたみたいだった。 話は、引き止められることもなく、いいわけされることもなく、案外あっさり別れる方向に進んでいった。 あたしが別れたいって言ったらこの人どうなるんだろうなって思ってたけど、「俺フラれたら後は追わないんだよね。嫌われたんだって思うし、未練がましいのやだからさ」って言ってた通り、彼はあっさり受け入れた。 「やったりはしてないから、それだけは信じて」 「キャバとかやたら疑ってたけど、ほんと1回も行ったことないから」 「次は俺なんかよりいい奴と付き合って。でもタカって奴と遊んでることは隠しな」 みたいなことを何度か言われて、「最後にさ、キスしていい?」って言われた。 うん。って言ったら、ゆっくり顔が近づいてきて、ギリギリ唇に触れないくらいの位置に、触れて、離れた。 あたしは何度も泣いた。 彼も少し泣いてた。 「ほんとありがとう。俺ほんと楽しかったしほんとに幸せだった」 「…あたしも」 「俺なんかよりいい人いっぱいいるから、幸せになって」 「…無理だよ。じゅんと会うまであたしめちゃくちゃだったもん。またああなるのが怖い。あたしめちゃくちゃだから」 「大丈夫だよ。いい奴なんていっぱいいるから。藍可愛いからすぐできるよ。選びたい放題だって」 「…無理だよ。明日からじゅんがいないのが考えられない」 「俺も。家帰っていっぱい泣くわ」 話して、「ぎゅってして?」って言った。 当たり前にしてくれると思ってたのに、「…できないよ」って言われた。 「なんで?」 「できないよ」 「……」 「…ごめんね」 って言われた。 悲しかった。 起き上がって少し泣いたら、少ししてから、後ろからぎゅって抱きしめてくれた。 あたしも彼の腕にしがみついた。 「…ごめんね。ほんとごめん。俺幸せだったよ。ごめん。ごめん」 って、彼は泣いた。 少ししゃくり上げながら。 それからまたしばらく色々話した。 だけど話してたら、話は段々彼が上になっていった。 「免許取ったら、取ったってだけメールしていい?」 「うん。して」 って言ってすぐに、 「……いや。ショック受けないでね。俺、別れたらもう絶対連絡取らないんだよね。別れた後って未練あるじゃん。好きだって気持ちがまだあるから、またヨリ戻そうって言っちゃいそうだから一切取らない。前の彼女からも別れた後遊ぼうとかメールきたけど全部シカトした。だから今日がほんとに最後なのさ」 って言われた。 「俺んちあと半年くらいで引っ越すし、俺近々ケータイ替えるつもりだったし」とかも言われた。 カマ掛けられてるなっていうのはすごくわかったけど、でも簡単に掛かってしまった。 それから彼の態度は急に冷たくなった。 「別れても大丈夫だって」とか、「いい奴いっぱいいるって」「帰るとき別々の方がいいよね?」とまで言われた。 次はあたしがテンパり始めた。 正直、もちろん別れるつもりでいったけど、やっぱりできるなら別れたくなかったし、どこかで、彼は必死に引き止めてくれるんじゃないかとも、思ってた。 だからそういう態度に出られて、あたしはあからさまに動揺していった。 別れた後と帰る話ばかりする彼に、「やだ」って何度も言った。 「…やだ」 「なにがやなの」 「やだぁ…」 「…やだって言われてもさ」 「………やだぁ」 「……自分から言い出したのに、やだもなにもないしょ」 って言われた。 だけどやだとしかいいようがなかった。 「やだじゃないって」 「今更戻れねぇよ」 とか、終いには、 「藍ってケータイとか勝手に見る人だったんだね」 「タカって奴と2人で遊んでる画想像するだけでムカつく」 って責められ始めた。 ハメられてるって思いながらハマっていった。 何度もやだって言った。 やっぱり別れたくないとまで言った。 泣きながら言った。 それでも、「今更それはないしょ」って、突き放された。 ハメられてるとかカマかけられてるとかじゃなくて、本当にもう駄目かもしれないって思った。 正直あたしが泣きながら「やっぱり別れない」って言えばいくらでも戻ると思ってたから、動揺がひどくなっていった。 戻る気なんてなかったけど、勢いででも今別れなきゃあたしのためによくないってわかってたけど、今言わなきゃ言えなくなるってわかってたから言ったけど、でもいざ失うとなると、惜しくて仕方なかった。 そうなるともうよかったことしか思い出せなくなって、頭の中めちゃくちゃで、泣きじゃくった。 自分でも驚くくらいしゃくり上げながら泣いた。 止まらなかった。 それでも彼は冷たくて、「泣くなって」って何度も言われた。 それでも止まらなかった。 しばらく泣いて、もう化粧も全部取れるんじゃないかって思うくらい泣いて、それでも突き放されて、また泣いた。 どうしようって思った。 なんて言えばいいのかわからなかった。 なにを言っても駄目だと思った。 だからもう泣くしかなかった。 泣いて泣いて、泣きまくった。 彼は頭だけ撫でてた。 「別れたいと思ったから言ったんでしょ?」 「……うん」 「じゃぁしゃーないじゃん。俺最初冗談かと思ったけど、藍まじだったからわかった」 って言われて、 「別れるつもりで言ったけど、今言わなきゃ言えなくなるって思ったから言ったけど、どこかで引き止めてくれるんじゃないかって少し思ってたの」 って正直に言った。 そしたら、 「勢いで言っちゃったの?」 って言われて、頷いた。 何度か同じようなやり取りをまた繰り返して、「じゃぁ俺はどうすればいいの?」って言われた。 「じゅんはどうしたいの?」って聞いたら、 「俺は別れたくないけど、でも止めれないよ。止めれるわけがないよ」 って言われた。 戻っちゃ駄目だって思った。 負けたら駄目だって。 いつかは別れなきゃいけないんだから、早い方がいいって、少しの間辛いだけでまたすぐ立ち直れるって。 今戻ったらその間に出会えるかもしれない人に出会えなくなるんだって。 キャバもグラビアもできるし、今度はまともな学生と付き合えるって。 思ったけど、わかってたけど、あたしは弱かった。 「別れたくない」って言ったら抱きしめられた。 「俺も別れたくない。やっぱ好きだ」って。 それで終わり。 その後すぐえっちしたけど、もう避妊とかも全部どうでもよくなってた。 戻ったことに安心してた。 けどどこかで小さく自分に呆れてたしショックも受けてた。 意外と律儀に彼はちゃんと毎回避妊するんだけど、ゴム探してる彼に、「つけなくてもいいよ」って言った。 生理直後で危なかったんだけどね。 彼と避妊しなかったらすぐ妊娠しちゃいそうなえっちなんだけどね。 でももうほんとにどうでもよかった。 だけど彼はちゃんと避妊した。 意外だったけど、今になって思えば冷静じゃなかったからつけてなかったら終わってたなって思う。 それからあたしは病院に行って、彼は家に帰った。 夕方にまた会った。 会うまでの間、帰り際はまた元通りになってたけど、会いたくないと思った。 そのまんまの気持ちで会ったら、また少し言い争いになった。 「もういいよ。浮気でもなんでもしなって。てかむしろ言って?もう許すから」 「なにそれ。もうしねぇって」 「前も言ってたじゃん。もう別にいいから」 「じゃぁメアドとか消すしアドレス変えるから」 「だってそういうことしてまでそれでもまだ会ったりしてたら余計ショックだもん。もうなんもしなくていいよ」 「なんだよそれ。…じゃぁもうどうしよーもないじゃん」 って。 「藍こそまた遊ぶしょ」 「じゅんが遊ばないなら全然遊ばなくても大丈夫だけどじゅん遊ぶからね〜」 「遊ばねって!」 ってしばらく繰り返した。 段々空気がまた悪くなってきた。 「…しばらく距離置くか?半年くらい」 「半年って。じゃぁ別れんじゃん」 「うん」 みたいな方向にいって、彼は、「帰っていい?」とまで言った。 あーまた結局駄目かもなって思った。 なんだか冷静だったけど、別れたくはなかった。 そのあとまたしばらくぐだぐだして、結局あたしはタカに「もう2人で遊べない」って彼の前でメールさせられて、彼はメールしてた子のアドレス消して彼女いるってバレバレなメアドに変えた。 「なんで俺のためにそこまでするの?」 「今までそんなのなかった」 って言われた。 それで仲直り。 くだらなくてあたしも単純だなって思った。 とんだ幸せなバカっぷるだなって。 大事な大事なタカまで巻き込んじゃった。 あたし最低だな。 判断力すらないバカだ。 普通に買い物したりして、ご飯食べて、終電で帰った。 もう元通りだった。 ていうか元以上だと思う。 ラブラブ。 あたしもよくやるなぁ。 ほんと頭悪い。 浮気願望があっても、彼があたしを好きなのが嘘だとは微塵も思わなかった。 「男ってそういうもんだし」とか言っちゃえば終わりだけど、あたしだって似たような気持ちがあるから、わからないわけじゃない。 タカに誘われて絶対にバレないって保証があったら全然やっちゃう。 その程度って言えばその程度だけど、それでも好きなことに嘘はなかった。 それに彼はなにをしててもあたしよりあたしを好きだと思う。 メール見たときもそれは変わらなかった。 というか、あたしが彼の気持ちに勝ってる自信はない。 別れ話してる時に、「付き合うのは藍が最後がよかった」って、彼は泣いた。 彼が泣いたことも素直に嬉しかった。 だからこれでいいと思う。 もうバカでも救いようがなくてもいい。 自分で呆れるし、自分の思考が下がっていってるのが手に取るようにわかるけど、でも彼は純粋な人だから、ドロドロに冷めた関係よりずっといい。 だからもう今まで通り。 キャバも辞めてできればパブにする。 来月いっぱい続けようと思ってたけど、給料もらったらさっさと辞めたい。 入院してたしもうしばらく行ってないから、バイトに行くことすら考えたくない。 客のメールもほんとに全部消して、ケータイどこ見られても大丈夫にしようかとも思った。 タカのメール保護ってるし、この日記もちょっとあるからやっぱ難しいんだけど。 でも客のメールは次会う時までに消そうと思う。 いつか別れなきゃいけないんだけど、結婚はしたくないんだけど、それでも手放せなかった。 後で彼に、「さっき冷たくしたのは計算してたんだよね。俺が必死で止めたら余計煽っちゃうかなって思ったから引いた。ほんとは喉から手が出るほど戻りたかったけど我慢した。計算高いからさ俺」って言われた。 それ言わないくらい計算高くなんなきゃねって思った。 けどいいや。 好きだからいいや。 今はいいやって言葉に甘えちゃうことにした。 もう、バカでもなんでもいい。 |
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