LOU REEDのギター、リズム、メロディ最高なのだが、声も好きなのだ。感情を「込めて」いないところがいい。言葉がヘソの少し下あたりから喉を通って口から矢のように「放たれている」のがいい。放たれたメタリックのトンガった矢が胸に向かってきて案の定、刺さる。アルバム「THE BLUE MASK」の収録曲「The Blue Mask」こんな激しい曲、他に知らない。「WAVES OF FEAR」襲ってくる恐怖に激しく震え「ここはどこだ!」と地の底から叫んでいる。「HEAVENLY ARMS」天から救いの手が伸びてきている。救ってくれる手が天国からおりてくる。ように聴こえる。