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CONEY ISLAND BABY 渋谷&国分寺にて


只今、LOU REED中毒であり
どこかにないか嗅覚を頼りに
渋谷のディスクユニオン、レコファン、タワレコ
国分寺の珍屋を回っていたところ
あった。

本来の目的は
「レジェンダー・ハーツ」と
「セット・ザ・トワイライト・リーディング」と
「ニュー・センセーションズ」の3枚のアルバムを
探していたのだが
それはなかったのだが
別のアルバムでプンプン臭ってきたのがあった。

「CONEY ISLAND BABY」



ソロになって6枚目のアルバム。
2枚目の「トランスフォーマー」
3枚目の「ベルリン」という傑作の後
個人的に大好きなアルバム
4枚目「SALLY CAN'T DANCE」があり
5枚目(持ってない)何やらひたすらノイズを鳴らしているアルバムがあり
そのあとに出た6枚目のアルバム
「CONEY ISLAND BABY」。
きっと、前作でぶっ壊れたあとに出すアルバムだから
いいのだろうが、個人的には先に前述の3枚を買う予定だった。

でもその3枚はなかったから、そのまま帰ろうとしたが
どうしても「CONEY ISLAND BABY」が鼻について離れない。

そして買った。

家に帰った。

CDのケースを開けた。

ジャケットを出した。

ジャケットの裏面

かっこよすぎのLOU REEDがいた!



CDのスタートボタンを押した。

最高のLOU REEDの音があった。

かなりPOPだが。

かなりPUNKなLOU REEDがいた。

ロマンチスト極まりないLOU REEDがいた。

ボーナストラックに6曲入っていて

これらの曲はかなりROCKのLOU REEDがいた。

聴いていて幸せになる。

LOU REED、凄い。

凄い。3コード、8ビート。絶妙なんだ。

タウンズ・ヴァン・ザントにはまってた5月

CDの棚にあったLOU REED「THE BLUE MASK」を

タウンズ・ヴァン・ザントを聴いた後、かけてみたら

一気に今まで聴こえていなかったLOU REEDの音が聴こえてきて

そこから今に至っている。

傑作「THE BLUE MASK」の後に出したアルバム
「レジェンダリー・ハーツ」
そしてその後に出している
「ニュー・センセーションズ」
または俺の最高に大好きなアルバム「エクスタシー」を作り上げる前のアルバム
「セット・ザ・トワイライト・リーディング」

この3枚のアルバム
間違いなく、いい匂いがしている。

アルバムをどの時期に出しているというのが
非常に重要であり、興味深い音であり

BOB DYLAN
NEIL YOUNG
JIMI HENDRIX
THE ROLLING STONES

みんな
アルバム毎に背景が見える。
命をかけている。

その時の音が色あせることなく
心に響いてくる。



2020年06月23日(火)

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