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朝起きて

不良くささも感じさせるが
ストリートでやんちゃに遊ぶ音楽大好きBLUES MAN
リトル・ウォルターを聴き終わると
ガツンと一発、バディー・ガイの超絶エレキギターが
聴きたくなった。

ど迫力かつ狂気じみているサウンドに朝から興奮。
油断して聞いていると体をえぐってくる。
聴き終わった頃には、いい意味でいささか疲れた。

ヘビーに響いた体を和らげようと
プロフェッサー・ロングヘアを聴いた。
陽気なサウンドに自然と体も踊りだす。
ベースとドラムの重要性を改めて感じながら。

プロフェッサー・ロングヘアを聴き終わり体が暖かくなっていると
無性に
ボブ・ディラン「JOHN WESLEY HADING」が聴きたくなった。
無人島に行くなら持っていく1枚。そして
もう1枚「BLONDE ON BLONDE」。続けて聴いていた。

ミュージシャンの才能が一気に開花した時
奇跡に近いグルーブで放たれるサウンド
音楽というとてつもない力を持った魔法の存在を思い知る。
終わりなき想像力。
遊び心の集中力。

そしてイアン・デューリーを聴く。
センスが要。突き抜けてこそ始まり。
何でもあり。答えなどない。



先日、同僚に送った
「東京の空」「扉」「風」「昇れる太陽」のアルバムからチョイスした
エレファント・カシマシのタムラセレクト。
セレクトしてみて
かなりお気に入りの曲順となり自分の分もCDに焼いていた。
同僚もこれを聴いて、元気になってくれると良いな。何て少し思いながら。
エレファント・カシマシ、たまに聴くとすっごく良い。
リズム隊がしっかりしてるし。何より歌声が良いし。
本気だし。歌詞も良い。
結構な数の名曲がある。
ボーカルの宮本の声には
兎にも角にも何だかよく分からないがぶっ壊したいとき聴くと
立ち直らせてくれる歌唱力がある。




マイルス・デイビスのトランペットの音は
脳天突き刺さるような一直線の細い線が
すごいスピードで放たれたと思いきや
ゆっくりゆっくりダークに地を這うような重たい音が
渦巻いてる。

BOB DYLANの初期、ギタ−1本でのLIVE版
ホッコリする。
メロディーがないようでありまくる
センスがこの時から光ってる。
「時代は変わる」「激しい雨が降る」

ROBERT JHONSONを聴くころは
もう酔いがまわっていた。

ライさんかもらった
LYセレクトのタウンズ・ヴァン・ザント
カントリー色もありつつ
フォークというのかと思いきや
渋いファンキーな曲もあり
聴けば聴くほどハマってくる。
素朴な歌いぶりの中に、何かの力を感じる。

ANI DIFRANCO
夜も遅くなってきたので
アコースティックギターの静か〜な曲が入っているアルバムを聴く
きらびやかな弦の音、アニーの声。透き通る。

アラン・トゥーサン
あったかくて、ゆるやかで、穏やかな波のようなファンキーなノリが
たまらなく心地よい。
夢心地になるサウンド。






そして
寝る前にマイルスをもう一度聴いた日だった。



2020年03月20日(金)

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