+++ PCの使い方 +++2002年11月20日(水)
我が職場は電子カルテを導入している事もあり、 PCを使うことが若手職員にとって、とても重要な仕事になっています。
患者さんのデータなども、PCを使って管理しています。 今までアタシがファイルメーカーと言うデータベースソフトや、エクセル等を利用し、 独自の方法で管理してきていましたから、正式なマニュアルなんてありません。 マニュアル無しの状態から、アタシが手探りで覚え、改良してきたものです。 一応の操作方法は一年をかけて教えてきましたから、不便は無い筈です。 それでも不安があるのか、操作方法を覚えようと一生懸命質問をしてきますが、 重要なのは操作方法ではないはずです。 そんなものは教えた事をメモでもしておけば、いつでも読み返すことで対応出来るのですから。 もっともそれすらしないので、ちょっとイライラするのも事実ですけど・・・
問題は今後新しいデータが欲しくなった時に、自分で考えてデータを作ることが出来るのか・・・
データは作るものなのです。 あらゆる情報の中から必要な事柄を取り出して、 使いやすいように並べなおして初めてデータとなるのです。
今抱えている問題を解決する為には、どんなデータが必要なのか。 そのデータを作るためには、手元にある情報をどうやって活用すればよいのか。 PCの操作方法は教えられます。何度でも、根気よく教えますよ。アタシ。 でも、データの作り方。コレばっかりは自分で考えるしかないのです。
職場のおばちゃんが、アタシは仕事の出来る子だと言ってくれます。 言われた事をするだけでは仕事が出来るとは言わない。 きっと、こういう風にデータを作ることが出来たからそう言って貰えるのだと思っています。 決して、PCが使えるから仕事が出来るといわれたのではないと思います。 後輩の一人はまだ気付いていないようです。 一生懸命に、操作の仕方を覚えようとしています。 求められているPCの使い方は、操作方法ではなくて、利用方法なのです。
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