ほり日和  
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2005年12月07日(水) のだめカンタービレ

また日記が極悪に空いてますね。

世間はすっかり冬一色、寒さにはまったく弱いほりさとしです。

東京モーターショーが終わってから、HPを避けてきてました。

自分のHPだと言うのに放置です。

東京モーターショーについてはまた追々書くとして、

今日は久々俺の魂を揺さぶる漫画に出会ったのでご紹介。

それが日記のタイトルにもなってます、その名も

『のだめカンタービレ』

多分知っている人も多いんじゃないかな?NANAと共に

流行っているらしいから。いわゆる少女コミックに分類される

漫画です。ナニで連載されてるかは知らないし、作者も忘れました。

ですが、この漫画は面白いです。今、"ワンピース"に次いで

お勧めしたいこの漫画。内容は音大に在学中の人たちの群像劇。

主人公はタイトルにもなっている"のだめ"こと「野田恵」。

"のだめ"とは彼女の名前の略称。"カンタービレ"とは音楽用語で

「歌うように」という意味。

群像劇とは書いたけど、メインはこの主人公・のだめともう一人の

主人公・千秋真一(…だったと思う)の恋愛が主軸。

幼い頃をヨーロッパで過ごし、そこで出会った偉大なる指揮者に

憧れて、将来オーケストラの指揮者を目指す千秋は日本の音大の

ピアノ科に通っている所から物語は始まる。この主人公はいわゆる

エリート音大生。音楽の知識はべらぼーでピアノは元よりヴァイオ

リンも天才的にうまい。ビジュアルもよく完璧主義者。だから

校内の下手くそな奏者たちにムチャクチャ厳しく人知れず"王子"と

呼ばれる存在なのだが、ある日、弾き方はムチャクチャだが天才的

なピアノの才能に恵まれた"のだめ"と出会うことで彼の運命が大き

く変わるという内容。

彼は幼い日にヨーロッパで出会ったある指揮者(…名前忘れた)に憧

れて、自分も留学したいんだけど、これまた幼い日のトラウマで

飛行機に乗れないという体質。同じように海が苦手で船も駄目。

だから日本でイジイジしている訳だが、最終的に"のだめ"のおかげで

それを克服し、フランスへ渡る。



この漫画、何が面白いってこの千秋が、回りにいる"のだめ"を含めた

学友たちが原因でおかしな災難に巻き込まれていく様が笑える。

この主人公"のだめ"はもう驚くほど「変態」で周りに登場する

学友・先生も変態ばかり。

「エリート音大生・千秋の苦悩の日々」

と簡潔に言うとこうなる漫画。"のだめ"に至っては譜面が読めない

のにも関わらず、一度音を聞けばその音を再現できるピアノの腕前。

・・・・・・なぜだ?

しかも、奇声を発する。よく出てくるのが「ぎゃぼー」という奇声。

そして人に寄生する。



何はともあれ、その面白さに夢中になることは間違いない。

一度読んでみてください。多分ハマるよ。

そしてこの漫画を読んで思い出したこと。

かつて、ミュージカルに出演した際、共演者の音大出身者の友人

が言ってた言葉……



「音大生・音大出身者は変態が多いよ」



なるほどと思った・・・。


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