♪ ワーカー日記 ♪

2010年02月13日(土) 連絡会&学習会を開催しました (まじまじ)


1月30日にようやくフォーラムが終わり、
2月4,5日は大阪から子どもを委託したことのある
児童相談所の里親担当者の方に集まっていただき
連絡会&学習会&交流会を開催しました。

連絡会では、ここ数年の努力で委託率が大幅にアップした
福岡市の実践を紹介していただきました。
児童相談所と里親会、NPO法人など関係機関で役割分担を
しながら、広報にも力を入れてこられました。
その結果、里親の増加、委託する子どもの増加だけではなく、
里親を支援するサポーターも増えて、
活発に活動されているということでした。
数を増やすということだけではなく、
「家庭で暮らせない子ども」の問題について
市民に理解の環を広げられたということは、なかなか興味深い実践でした。

学習会では、コモンセンス・ペアレンティングについて。
最近、耳にしたことがあるという方も多いかもしれませんが
親業の難しさを少しでもラクにしていこうというものです。
「しつけというのは、叱ることではなく、教えること」
「暴言や暴力を使わずに、いかに子どもをしつけるか
子どもとつきあっていくか」というものです。

養子を迎えて、試し行動や赤ちゃん返りの時期が過ぎ
親子の間に信頼関係ができてくると、
その次の段階で、子どもにどうやって関わろうかと
思っている方も多いだろうと思います。
もちろん、子どもが大人の言うことを理解し、
いろいろなことができる状況まで育っていることが必要ですが、
子どもにどうしつけをしていくのか、ということが問題になってきます。

日々の子育ての場面で、子どもにどう伝えていくか、という例では、
「頭をフル回転しないとなかなかそんなふうには言えそうにないなあ」
という感想ももちましたが、
やはり事前に知って考えておく、ということは
心の準備ができるという点でも、
いろいろ知った上でオリジナルの方法を模索するのにも
役に立つのではないかと思いました。

おこりんぼのお父さん、お母さんになりたい人はないと思うので
子どもを迎えようという方には事前に知ってもらえたらなと思っています。


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