先日、乳児院から家庭に迎えられた8ヶ月のAちゃん。 7ヶ月頃から人見知りが出てきて、初対面ではなかなか笑顔が見られませんでした。 里親さんとの初回面会でも、 乳児院の先生が「面会時間は5分が限界じゃないかな・・・」と言われるほど、 周りの状況もよく見え、勘の鋭い子どものようでした。 実際の面会場面では、里親さん相手に「泣くことは耐えているけども、眉間にしわをよせ、 保育士さんからは体を離さない」という態度で、 児童相談所や協会のスタッフは隣の部屋のスペースからのぞきこみ、 Aちゃんの視界に入らないように、目を合わせないようにしながら、面会の場面を見ていたのでした。
実習に毎日通ってもらう中で、徐々に里母さんにも笑顔を見せるようになりました。 それでも実習の様子を見にいった我々には、案の定怪訝そうな嫌そうな顔で、 「Aちゃん、邪魔してごめんね」と言いながら、様子を見せてもらっていました。
しかし、おうちに連れて帰ってから・・・。 地域柄、ご近所の出入りも多く、毎日のようにお祝いをもってきてくれたりと来訪者の多い中でも、 Aちゃんは平気で、ニコニコとご機嫌に過ごしているそうです。 「悪く言えば、神経質な子かも・・・」と言っておられた乳児院の先生の懸念ははずれ、 夜も大の字にぐっすりと眠っているとか・・・。 こちらが見るたびに泣きそうだったことを思い出し、 「私達、あんなに嫌われたのに」と所内では言っています。
嬉しい誤算ではありましたが、あまりの変貌ぶりに驚いているところです。 これからまだまだどう変わっていくかはわかりませんが、 実は、相当な大物だったのかもしれません。 Aちゃんの今後に期待!!
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