| 2003年08月09日(土) |
文化交流 (まじまじ) |
金曜日に託されていたワーカー日記も、テレビで台風情報ばかりみていて すっかり遅くなってしまいました。 全国に引き取られている子ども達の家庭を思うと、近畿地区のニュースだけでは 足りませんので、ついつい全国の報道をいつまでも観てしまいます。
生まれ育った奈良県には、海がなく、台風がやってきても大雨や暴風だけで津波の 心配はありませんから、子どもの頃は、台風がやってくると、むしろワクワク していたものでした。夜中の雷に興奮して、すっかり目が覚めたりしたものです。
今、沖縄から来ている実習生さんに聞くと、台風には慣れっこのようで、ここ数日も さほど島にある実家を心配するでもなく、連絡もとっていないそうです。
2人も高校から沖縄本土に来て、親元を離れるのは早かったそうです。 いつになるかはわからないけど、やがては島に帰ろうと思っておられます。 島への所属感みたいなものを、離れても持ちつづけていることが、少し衝撃でした。 こちらが郷土らしいところを質問しても、きちんと答えられるので、中学を卒業する までの15年間で、島の慣習や文化をしっかり理解しているのだなあと思いました。 里親のことを勉強するために実習に来られていますが、こちらはすっかり文化交流の場に してしまっています・・。
沖縄には、電車がなく、「ふみきり」をみて興奮していたり、電車の中で こちらが何にも掴まらずに立っていると、「すごい」と感動していたり。
関西の文化と、個人的に好きな「お笑い」を伝えられるといいなと思っています。
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