♪ ワーカー日記 ♪

2003年07月28日(月) ふれあいキャンプ後記1 (ぷるぷる)

今年も7月23日〜25日にふれあいキャンプが行われ、
加古川市立少年自然の家野外活動センターに行って来ました。
今年は、昨年よりも若干参加者が少なく、子ども28名、スタッフ11名でした。
今日は、キャンプが無事終わり、肩の力が抜け、ホッとしています。
でもまだ、後片付けが残っているので、あまりゆっくりもしていられませんが。

今だから、話せるキャンプのこぼれ話・・・。

例年、山と海のキャンプを交互に開催してきたのですが、
昨年は2年連続で海のキャンプになりました。
キャンプの解散時に、
「来年は山のキャンプだ!」と宣言したこともあって、
今年は山のキャンプになりました。
しかし、キャンプの案内の返事には、
「海なら参加したい」、「カヌーがないから参加しない」
というメッセージが多く、
去年の海のキャンプ場の人気がうかがえ、
今年も海にすれば良かったかな・・・と少し思っていました。
でも、「昆虫採集を楽しみにしています」というメッセージがあり、
山のキャンプも、捨てたものじゃないなと思っていたのです。

事前のキャンプのオリエンテーションでは、
「昆虫採集ができるので、虫取りの網と虫かごを持っている人は、持ってきてください」
とはりきって説明しました。
それが・・・。

がみがみが先日ワーカー日記に書いたように、
キャンプ前日、野外活動センターの注意書きを読み返していたら、
「昆虫採集はできません(自然を大切に)」の文字が・・・。
「ガーーーーン! あ〜〜〜〜ぁっ・・・・。ど・う・し・よ・う・・・」
「昆虫採集が目玉だったのに・・・」

でも、もうキャンプ前日の夕方・・・。
今さらどうしようもない。
こうなったら、野外活動センターには「知らなかった」と言い、
注意されるまでは、やってもいいかな。
と、少し開き直ってみたりもして。
虫取りの網を背中にさして、網を頭にかぶって
「帽子なんですわ」なんていい訳も考えたり。


そして、キャンプ当日。
子ども達の手には、虫取りの網と虫かごが。
「許しておくれ〜〜」と心の中で謝罪。

キャンプ場到着。
大量の虫取り網の搬入をするも、注意されなかったので、
「しめしめ」と思いました。
入所式の際、キャンプ場の職員さんの注意事項では、
「花を摘んだり、枝を折ったりしないように」としか言われませんでした。
っと言うことは、「キラン♪ 昆虫採集容認?!」と小躍り。

そして、雨が止み、子ども達がキャンプ場内を散策にでかけました。
もちろん、虫取りの網と虫かごを持って。

しかし、しかし、やっぱり、注意されてしまいました。
「虫を捕まえてはダメだよ」っと。

「ごめんね〜〜〜m(__)m」

そこで、虫取り網は使わない、捕まえても逃がそうということになりました。
それからの、子ども達のすごいこと!
虫取り網がなくても、素手だけで、捕まえる捕まえる。
殿様バッタやナナフシ、アメンボ、トンボ、クワガタ、アゲハチョウ、セミ。
そして、捕まえて一通り観察したら、逃がしていました。

最終日、子どもの虫かごの中には、セミとヤゴの抜け殻がゴロゴロしていました。
子ども達の行動力と観察力、そして優しさにとても感動した3日間でした。

来年こそは粗相のないように気をつけます。m(__)m



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