| 2003年03月06日(木) |
里担会議 (ぷるぷる) |
3月3、4日に協会主催で、「愛の手」の子どもたちが、 お世話になっている各児童相談所の里親担当者の方々に 集まっていただいて会議を開いた。
各県の児童相談所の里親登録数や里親募集の広報活動、 研修会の取り組みなどを報告いただき、 里親担当者の方々の、日頃の業務に対する熱い思いや、 児童を取り巻く現状の厳しさなどが伝わってくるものであった。
今回の目玉は、広島の里親Iさんの講演。 昨年10月に制度化された専門里親については、 どの児童相談所もスタートしたばかりで、手探りの状態。 Iさんは、専門里親研修を受けておられ、 その研修会の模様や、講義の内容を具体的に分かりやすく 説明してくださり、 私を含め、どんな研修がおこなわれているのかイマイチよく分からなかった 担当者の方が多かったようで、 Iさんの語る言葉に、皆大きくどよめいたり、頷いたりであった。
そして、Iさんが現在養育されている里子さんを迎える経過は、 Iさんの温かい人柄、行動力、子どもへの想いがよく伝わり、 ひときわ参加者の心に響いたのではないだろうか。
私も、この仕事に携わる者としての思いをあらためて考え直す機会になった。
ご出席いただいた、各児相の里親担当者の皆様、 そして、Iさん!ありがとうございました。
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