| 2002年10月29日(火) |
Iちゃんの面会 (けたけた) |
ここ数年実親さんの面会が途絶えていた11歳のIちゃんに、 Oさんという週末里親さんができることになりました。 Iちゃんは、面会の数日前から、園のみんなや先生に 「今度な、Iの里親さんきてくれるねん」 と言ってまわっていたと、保育士さんがそっと教えてくれました。
面会の日、Iちゃんがお茶を用意してくれている間に、 次の面会の候補の日を決めました。 その後、お茶を運んできてくれたIちゃん、机の上にあった 保育士さんのメモを目ざとく見つけて、「これ何の日にち?」と 聞いてきました。 保育士さんが、「今度Iに会いに来てくれる日や」と言うと、 「ほんま!うれしい!」と恥ずかしそうににっこり笑ってくれました。
11歳という思春期を迎える子どもの週末里親をすることになって、 引き受けてから、面会の日まで「できるかって不安になって」いた という里親さんでしたが、「あの笑顔でちょっと安心しました。 のんびりやっていきます」とOさん。
里親さんが帰ってからのIちゃんは、週末里親経験者の園の友だちに 「週末里親さんの家に行ってどんなことするの?」とリサーチしているとか。 友だちの方も「こんなことしたらいいよ」と話してくれているとか。
ゆっくりのんびり関わる中で、Oさんのお家がIちゃんにとって安心できる 「場所」になりますように。
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