| 2002年10月07日(月) |
ちびっこ運動会 (まじまじ) |
大阪市内の乳児院の運動会を見せてもらいました。 協会で行う運動会も、小学校入学前の子ども達が 多いちびっこ運動会なので、毎年競技内容で頭を痛めているのですが、 2歳までの子ども達が果たしてどんな競技ができるのやら・・と 楽しみに参加しました。
子ども達はクラスごとにまっさらな衣装をそろえて、あたかも チーム対抗のようでした。 競技用の手作り衣装もあったり、小道具にとても力が入っており 保育士さんたちの苦労のあとが偲ばれました。 「運動会は走るもの」と思っていたのですが、 乳児院では「歩くもの」のようです。マイペースにわっかをくぐり、 ひもを踏み越え、台の上を歩いていきます。ゴールテープは子ども達 には、「こえてはいけないもの」と思ってしまうようで、前で止まって しまうのが笑えました。 はとぽっぽ体操も「大人がするもの」。子ども達も部屋で 練習をしている、ということでしたが、やはり本番はつったったままの 子どもが大半でした。そのマイペースぶりがかわいくもありました。
やってみたい競技は「電車でGO!」。歩行器のまわりを 箱で覆って車のようにしてあるものや、ひものついたおもちゃ箱に 子どもを乗せ、大人がひっぱって、ダンボールに描かれた線路のうえを 走らすというもの。 保育士さんがひっぱるほうが豪快で勢いがあり、勝つことを狙って おられるようで、実親さんたちがひっぱるほうは、子どもに優しく 扱いが丁寧なのが、印象的でした。
面会のある子ども達は、終了後親子で昼ごはんを食べていました。 その中に担当の保育士さんも混じって交流しておられました。
運動会は、競技としてはなりたたなくとも、親と子を結びつける機会として、 子ども達のかわいいところが伝わるように保育士さんたちも努力されて いるのだなあと思いました。
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