| 2002年09月03日(火) |
ただいま実習中 (がみがみ) |
Nさんは、ただ今1才8ヵ月のA子ちゃんとの「親子むすび」のために 日々、乳児院にて実習中であります。 色白で、一見ぽよよ〜んとしたA子ちゃんなのだけれど、 なかなかどうして「頑固モノ」のご様子。
他の子どもは、里母さんの膝の上にさっさと乗ってくるのに、 肝心のA子ちゃんとは、なかなかお近づきになれないらしい。 Nさんは、A子ちゃんのお友だちを膝に抱え、 じりじりとA子ちゃんににじりよって、部屋のすみに追いつめ(・・・?)、 「あそびの場」を「共有」しているとのこと。 なんとか、「あそびの時には同じ空間にいること」のお許しは出たのだけれど、 「食事・排泄・風呂・寝る」という場面では、里母さんを一切拒否!だそうな。
「めげてません?」と尋ねると、 「めげてても、しゃあないしねぇ〜」と里母さん。 「よく、自分のおかれた状況の分かった『かしこい』子やなぁと思って・・・」と 早くも、親ばかの兆しさえ見られたので、ちょっと一安心。
初めての出会いから、まだたったの4日。 A子ちゃんには、「よしよし。そんなにすぐに、甘い顔見せんでもええねんで〜。 お母ちゃん、困らしたりやぁ♪」と思ったりもしつつ。 「頑固モノ」のA子ちゃんが、これからどんな風に変化していくのかなぁ・・と NさんとA子ちゃんの「親子むすび」の過程を見守っている。
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