| 2002年06月27日(木) |
社会見学 (けたけた) |
数日前、協会にお客さんがきた。 来たのは中学3年生の女の子3人組。 中学校の「社会見学」とやらで、毎日新聞社で 「勉強」をしているそうなのだ。 その一環として、協会の活動を知りたいと協会を訪れた彼女たち。
乳児院や児童養護施設で暮らしている子どもたちが いること、養子に出る子どもたちがたくさんいること、 初めて聞くことばかりだったよう。
愛の手のスクラップを見ながら、「この子、かわいい〜」 「あ、この子、里親さんのところにちゃんと引き取られた んや〜。よかった〜」と3人でスクラップを取り合いながら 大騒ぎ。
「どうしてこんな可愛い子を養子に出したりするんですか!」 「どうして里親に引き取られない子がいるんですか?」 「もっとこの子ども達が家庭で生活できるように、里親制度を いろんな人に知ってもらえるようにできないんですか?」と 率直な疑問もたくさんぶつけてくれました。 私なりに、彼女たちに分かるように説明をしたつもりだけど、 はてさて・・・どんな風に理解をしてくれただろう。
この社会見学の体験を、クラスのみんなに報告するのだそう。 彼女たちは、どんな報告をクラスのみんなにするのだろうか。
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