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「月明かりの下、そしてボクらはキスをした」は切ったのです。 - 2004年07月17日(土)

昨日はhmp「実話ジャック」の編集日でして、
10時間編集室にこもりきり。
といっても俺はあくまで安田理央さん&
プロデューサーH氏の補佐役で、
ウンウンうなづいたりとか、
ジュース買いに行ったり。

しかし、今回の「実話ジャック」は撮影〜編集と、
ひととおりの流れがわかったので、
とても勉強になりました。
物書きとして、言葉のみですべてを
語ろうとしてしまう自分がおるのですが、
敬愛する富野由悠季監督言うところの、
「画があるぶん言葉を削除できる」っていうのが、
皮膚感覚でわかったな、というのがありまして。
ほら、たとえば小説やシナリオ上だと、
「ボクはキミが好き!」と書いてしまいがちだけど、
画があるなら「ボクはキミが…」で十分伝わるという、
マジックがあるじゃん?
そういうのを実感できるのは、それがたとえAVという
限定されたフォーマットだとしても、
非常にありがたいことなのであります。
こんなん学ばせてもらって、ギャラもらっていいのかよ?
って思うくらいだもん(結局もらっちゃったけど)。
だってこれは確実に文字ベース、写真ベースの仕事でも
生きることだと思うから。

実はこの企画に参加してから、そういう
細かい表現を意識することがすごく多いんです。
たとえば、小室のグラビアの時も、
小室の書いてきた原稿のオチをバッサリ切って、
それを写真で説明しちゃったんだよな。
後藤真希・妄想小説の盛り上がるシーンも、
一番最初は「もう、どうでもよかった。
 ドライに抱きしめてなんかいられなかった。
 月明かりの下、そしてボクらはキスをした」
なんて書いてたんだけど、
「月明かりの下、そしてボクらはキスをした」は、
やっぱいらねえや、と思って切っちゃったの。
その後2人が何をしたかは余韻から読み取ってくれよ、
妄想してくれよ、みたいな。



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