READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

なんだよ、全然エロくねえじゃねえか! ※大幅に追加あり - 2004年05月22日(土)

えー、日記のタイトル変えました。なんとなく。
衣替えみたいな感じですな。
つーか寝違えてクビ痛いっす!!!!

そうそう、やっとプリンス(以下、殿下)の新譜
「ミュージコロジィ」が届きました。
まあ、殿下を聴くときは、
常にハードルを高くしてしまうので仕方ないんですが、
にしてもフックのある曲が少ねえぞ。
「サインオブザタイムス」収録曲を思わせる、
ミディアムスローの曲とか、いいのもあるにはあるんだけど…。
あと歌詞見たけど、全然エロくねえんだな。
ほら、この人、数年前からキリスト教系の新興宗教に入ったじゃん?
その影響とかあるんかね?
これだったら岡村ちゃんのほうがエロいしすげえ!

というかね、ハッキリ言って、
ここ10年くらいのプリンス殿下は、いまいちなんですよ。僕にとって。
なんかね、まず音の感触がスルリとしてるの。
3rd「ダーティマインド」あたりからの全盛期の殿下の音って、
なんか、こう、ひしゃげてたじゃないっすか。歪んでるというか。
その「歪み度」が年々減っていってる気がするのよね。
もちろんそれは機材の関係なんだろうけどさ。
あと、「ブラックアルバム」以降、ファンク度が高くなっていくでしょ。
最初は良かったのよ。それも。
NPG名義の2ndなんか意外と好きだしさ。
でもその頃からかな? ファンク系ソングのスタイルが、
ワンパターン化・マンネリズム化していくのよね。
で、今回に至ってはEW&Fやスライなんかの名前出しながら、
堂々とブラックミュージックの正当なる後継者宣言ですよ。
でもよー、殿下は元々、黒でも白でもない、
クロスオーバーなところから出てきてるわけじゃん?
こういう音楽的な部分での「歪み度」もすごく魅力だったのに。
それに殿下自身、気づいてねえんじゃねえか?
たとえばさ、アウトキャストにしたってフレックスダハウスキャットにしたって、
ビートをスイングさせないで黒人的・ファンク的グルーヴ感をなくして、
逆にロック度を上げるという手段を取ってる。
で、この手法って元々プリンスのお株だったハズなのよ。
いや、もちろん今回のアルバムにもそういう曲あるけど、
方法論がただのバンドスタイルのロックになっちゃってる。
これを打ち込みでやってくれよ! しかも安い機材で! 
そうすりゃ絶対にすげえの出来るはずなんだって!!!
殿堂入りして喜んでんじゃねえぞ!!!!!

とか言ってますがね、新譜出たらどうせ買うんだよね。
愛してるから言うんですよ。僕は。
まだやってくれそうな気がするから言うんですよ。
だって、別の人にはそこまで求めないもん。
たとえばブライアン・ウィルソンとか。
ブライアンはね、生きてるだけで奇跡だから(笑)。

ところで、最近思うんですけどね、
黒人的・ファンク的グルーヴ感、スイング感のある楽曲って、
そろそろ古くなってきてるんじゃないかと思うんです。
いや、もちろん、それ自体はすごく心地よいものだし、
オレも大大大好きなんだけど。
でもティンバ系の変則ビートが出てきた辺りからかな?
なんかおかしいなと思い始めて、ネプチューンズがそれに続いて、
エレクトロクラッシュとかのディスコパンクが登場し、
アウトキャストの「ヘイ・ナウ」が売れたときにやっぱし、って思って。
ビートをスイングさせない、8ビート、
いや強引に2ビートのタテノリ系にまでもってっちゃう
方向性が強まってきてるなぁ、と。
ほら、このズンズンタンスタ・スタタンタンのスイング・ビートも、
流行り始めてから早10年以上たってるわけで、
そろそろビート、リズムの更新がなされる時代がきたんじゃないか???
70年代のスイング感が80年代になってタテノリ・ビートに変わったようにね。
リンプとかあの辺のモダンヘヴィネス系の、
いわばアメリカの頭の悪い白人たちがビートをスイングさせ始めた時点で、
もうダサくなってたのかもしれんなぁ。
ズンズンタンスタ・スタタンタンは。


それはともかく、我が心の師のひとりである、
ニール・イネスの77年発売の2ndソロアルバム「テイキン・オフ」が、
やっと再発になりまして、これもプリンスと一緒に届いたの。
ニール・イネス師匠に関しては、2002年11月11日の日記にも出てきますが、
彼は変態音楽集団ボンゾ・ドック・バンドの一員にして、
ビートルズのパロディバンド・ラトルズの創始者。
ポール・マッカートニーの弟とバンド組んだり、
モンティパイソンの音楽監督を務めたりしてた、
まあ、ようするにバカ音楽家なんですけどね。
でもオアシスにパクられた経歴あるんで、
すばらしいメロディメーカーでもあるんですよ。
そんな彼の2nd再発。
マスターテープなくなっちゃったらしくて、
アナログ起こしという最悪のCD化ではあるんだけど、
アナログで1万とかしてたのが2千ナンボで買えるのはありがたい限り。
しかも中身が良いのよね。この2nd。
彼にしてはマジなアルバムで、カントリー風、
後期ビートルズ風、AOR風まであったりして、
その全部がいいメロだらけ。
日曜日の午後感溢れるすばらしい1枚です。

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1867392#

この2ndと一緒に3rdも再発。しかも限定2000枚プレスだそうです。
気になる方も気にならない方も、コレ買って、
貧乏なニール・イネスを救ってあげてください。
お願いいたします。


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