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楽屋にウンコを置く人 - 2003年07月29日(火)

さて、今日もメタルの話です(笑

つーかね、最近、シンコーミュージックから出てる、
BURRN!増刊「メタリオン リッチーブラックモア特集」と、
「ムック 天才ギタリスト リッチーブラックモア」を読んだんですけど、
やっぱリッチーって偉大だなぁ、って思いました。

知らない人のために説明しておくと、
リッチーブラックモアはディープパープル/レインボーのギタリストで、
「理想の音楽に邁進する理想主義者」
「なのでバンドメンバーをすぐ首にする」
そういう気難しい、天才肌のイメージがある人です。
でもですね、さっきの2冊の本によってその伝説が、
ことごとく崩されていくんですよ。

まず、すごかったのが前述したメンバーチェンジの話。
自分の理想の音楽を作るために人選&首切りをしてるのかと思いきや、
実際はそんなんじゃなくて、ただのわがままと言うか、
本気でどうしようもない理由なんですよ。

たとえばね、ディープパープルのグレンヒューズというベーシストは、
リッチーに嫌われてたんだけど、その理由が、
「ステージでオレの前を横切るから」。
自分が目立ちたいだけなんですよ、この人は。

さらにディープパープルにデヴィッドカバーデイル(ヴォーカル)が加入する時、
リッチーだ大反対してるんだけど、その理由が、
「デブだから」
このためにデヴィットさんはダイエットをせざるをえませんでした。

いやいや、まだあるぞ。
レインボーの黄金時代をリッチーとともに作ったのが、
ヴォーカルのロニー・ジェイムス・ディオって人なんだけど、
一般的には「リッチーがディープパープルをやめたのは、
ロニーの才能にほれ込んだから」と言われてる。
でも実態は全然違う。
リッチーはただソロアルバムを作りたくて、
たまたまツアーのサポートをしていたロニーに声をかけた。
で、使ってみたら意外と良かった、と。
じゃあ、パープル辞めてコイツとバンド組むか、という
非常に安易な発想だったらしいんですよね。
いわば、たまたま行ったピンサロで、
いい女がついてエロいフェラチオしてくれたんで、
翌日、また店に行ってその子を指名しちゃったみたいな、
そういういい加減な理由だったわけです。
ちなみにリッチーはその後、ロニーを首にするんだけど、
その理由は「ロニーの女房が気に入らないから」。
こうなると、もうわけわからんです。

あとリッチーはシンリジィというバンドの、ボーカル兼ベースの、
フィル・ライノットとバンドを結成しようとしてたんだけど、
リハーサルだけで実現しなかったんですよね。
その理由は「フィルは思ったよりも歌と楽器が下手だった」
そんなのレコード聞いた時点でわかると思うんですが…。

さらにレインボーの2代目ヴォーカリストであり、
5オクターブの野獣のような声を持つグラハム・ボネットを、
「声が細い」と寸評してみたり、
ディープパープルからボーカルが脱退したとき、
サッカー仲間をボーカルにしようと連れてきたり…。

もはや、この人が作ってきた「名盤」なるものは、
偶然と偶然が重なり合って出来たとしか思えません。
もちろん、楽器のテクや作曲センスもあった上での話なんですけどね。

さらにリッチーの伝説は続く。
ツアー中、メンバーが飲みに行っている間に
彼らの泊まっているホテルの部屋のカギを接着剤で埋めたり、
ツアースタッフのパスポートの顔写真のところにETの写真を貼ってみたり、
ニューハーフをナンパしてきて、
メンバーに「女だ」と言ってあてがってみたり、
メンバーの楽屋にウンコ置いてみたり…。

このイタズラに関して、レインボーの3代目ヴォーカリスト、
ジョーリンターナーはこう言ってます。
「そうやって、その人間の度量を計ってるんじゃないかな」
部屋にウンコ置かれるんだぞ。
度量とかそういう問題じゃないだろう、という。

まあ、いずれにせよ、リッチーはやはり偉大な人だと思ました。


...




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