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2006年08月20日(日)

土曜の昼間に寝すぎたせいで、あまり眠れず。
4時間睡眠ぐらいで9時に起きて観劇に行ってきた。
案の定。途中で睡魔に襲われて闘った闘った。
帰りは蒲田で途中下車して、Tやんと食事(食べたのは私だけだけど)した。

さて。
先日の大掃除の際に、入居した当時の契約書が出てきた。
今まで記憶が曖昧だったけど、どうやら私はココに11年も住んでるらしい。
もう、立派な主だ。
1階の隣は私が越してきた時には既にいたから、大主だ。

外出から帰宅して、すぐに私は台所で手を洗う。
洗面所なんていう物は無いからして、台所だ。
手を洗いながら、時々「今日の月は明るいな」などと思ったりする。

流しの前は出窓になっていて、そこの窓は曇りガラスなのだけど。
その窓越しに月明かりが見えるのだ。

その明かりは、時には薄暗く。時には眩しいくらい白く明るく。
そして、当然。見えない日もある。
いつから、そこから月が見えると気付いたのかは覚えていない。
もしかしたら、ここ2-3年かもしれないし。
引っ越してきた当初から時々思ってたかもしれないし。

今日も、いつものように手を洗いながら

「ああ、凄い明るい月だねー」

などと思って眺めていた。

すると、月の明かりを遮る何かが横切った。
虫とかそういう小さい物じゃなくて、月全体が隠れるほどの物体。
当然、窓の向こうに人が通ったとかじゃない。
その窓は裏の家の庭に面しているけれど、そこに例え人がいたとしても、月の位置の方が高いから竹馬でも乗らない限り隠れる事はない。
かと言って、風は強くなかったから雲じゃない。
雲だとしたら、物凄い勢いで塊が流れてることになる。
その物体は2-3回、月明かりの前を過ぎった。

あん?月の前を過ぎる?
幾ら遠くて小さく見えたとしても、月は月。
いくらなんでも、ちょっとやそっとの物体じゃぁ月明かりをすっかり隠す事など出来ないべ。

とか考えていたら、突然、月明かりが暗くなった。

あ。
もしかして。
いや、もしかしなくても。

これ、月じゃないじゃん・・・。


私が何年間か月と思い込んでいた、その時には明るく。時には暗く。時には見えなかった、その明かりの正体は。

裏の家の二階の窓明かりだった。

月明かりの前を何かが過ぎったと思ったのは、その家の住人が窓辺を往復したからだと思われる。

なーんで、そんな勘違いしてたのか。
二階の窓から確認してみると、雨戸を少しだけ開けてるんだな。
その開いてるところが丁度、部屋の中央で電気がぶら下ってるのが見えるんさ。
これが、雨戸が全部開いてる状態だったら勘違いはしなかったと思うのさ。
上手い具合に、月明かりっぽく見える幅で開いてるんだな。
月が見えないような雨の日は、これまた上手い具合に雨戸が閉まってたと思われる。

さらに、月っていうのは時間に寄って移動するわけで。
その移動に伴って、月がその位置に見えなくなる夜中には裏のご家庭は御就寝。
当然、電気が消されてる。
だから、夜中に見た時に月明かりが無くても何も不思議に思わないだな。

それでも、気付くチャンスはあるはずだったと思うんだけど。
家に入る前に月の位置を見たら、違う場合だってあったはずなんだけど。
我ながら物凄いボケだと思うわ。

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