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2003年08月13日(水)
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| 病院に行こう |
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お盆らしい。
なんせ、道が空いている。
どうやら本日、母上は父上をお迎えするらしい。
昨日、母上と座敷の店で食事する時、おもむろに「ほら、見て」と足を出した。
見ると、足の甲がぷっくりと腫れてらっしゃる。
「なにした？」
どうせ、どっかにぶつけたのだろうと思い、聞いてみると
「なんにもしてないのよ。電話してる時に何気に見たら腫れてたの」
だそうで。
勝手な素人集団の憶測によると、それは脂肪だと言う。
2-3人に意見を聞いたらしいのだが、皆がみんな、
「放っておけば、自然に無くなる」とか
「病院に行くと切られて、傷が残るから止めた方がいい」とか
「俺も出来るけど、勝手に無くなる」とか
と言ったのだそうで。
一応、心配なので「病院に行け」と何度も言ったのだが無駄だった。
「靴を履くときに邪魔だろ？」と聞くと、「プ二プ二してるから、全然」と答える。
終いには、そのプ二プ二コブを見ながら
「お父さんが入ってたりして」
と訳の分からない事を言ってケタケタ笑う始末。
母上はどうやら、お盆になると必ず身体に何かしら起きる性質らしい。
高熱を出した時もあったし、まぁともかく毎年なんかあるのだ。
だからと言って、好き好んで父上が母上の足の甲に乗っかるとは思えないのだが。
我姉妹1号も、体の不調を訴えつつも病院に行かない代表だ。
かつて、父上もそうだったし、母上も1号の理由は同じで
「病院に行って、病気を発見されるのが怖い」
と言う。
おいっ！お前たちっ！
そんな事言って、結局病院に行った時には手遅れになったら余計に怖いだろーが？
と私は思うのだが。
永遠のライバルTやんと、時々身体の不調について話す事があって。
だけど、お互いに仕事が忙しかったりすると入院もいいかもなんて話になる。
その時、必ずTやんから出る言葉が
「部屋を片付けてからじゃないと、事故にも遭えない」
なのだ。
それは、私にもとっても当てはまる事で、物凄く共感できる。
そんな私も最近、喉が腫れている感じだ。
物を飲み込むときに違和感があるほどに、圧迫感がある。
しかも、先日など、急激に後頭部にズキンズキンという経験の無い痛みが走った。
さすがに、これはヤバいかもしんないと思う今日この頃を母上に訴えつつも、
「だけど、部屋を片してからじゃないと無理だー」
とほざいたら、
「人って、片付け始めるとヤバイらしいよ」
と一言。
子供の頃、さんざん「部屋片しなさいっ！だらしないっ！」と怒っていた母上とは思えぬ「片付けるな」発言に耳を疑いつつも、
「ほーん。じゃ、片付けんの止めんべ」
と、試しにあっさり返しみたら、
「そうよ。片さ無い方がいいよ」
と断言なさった。
何かがおかしい。
そんな会話をしつつ、車に戻るとミラーが反対方向に曲げられており。
故意に誰かがやったんだろうに、ここでも母上は怒るどころか
「今は、色んな人がいるからね〜」
と涼しい顔で悟り加減を発揮。
うーん・・・
元来、片付け好きな母は、この先、あえて片づける必要性がないだけに。
私が部屋を片付けることと、母上が悟り出した事。
本人気付いてないらしいが。
どっちかと言えば、その悟り加減の方が私は心配なんすけど？
なにやら、物凄い不安になってきたので、とりあえず盆明けに私は病院に行く事を決意しました。
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