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2003年07月17日(木)

ウサギ?

今朝。
ほそ〜い路地を走っていたところ、運転席のドアに向って突如何かが突進してきた。
要は、道路を反対側から突然横断してきたのだ。目の前じゃない。車目掛けてだ。
それは、一瞬のことだったが、アスファルトに爪が当たる「シャッシャ」と「カリカリ」の間のような音が聞こえた。
うぇ?っと思ったが、何せ走行中。止まれない。
目の前なら急ブレーキだが、横からの突進には反射神経も鈍るってもんだ。

そう。爪の音がした。
瞬間、その物体を見た。見たつもりだ。それは、グレーと白の混じったウサギに見えた。
上から見たのでまぁ〜るくしか見えず。
しかも、私の車ギリギリの位置での目撃だったので、顔も足も耳も見えなかった。
見えないほど、猛スピードだったとも言える。
だから爪の音さえしなければ、毛糸だと思ったかもしれない(ちょい嘘)。
大きさ的にも、小さ目のウサギだった。
一切、ブレーキを踏まなかった私の車には、なんの衝撃も感じられなかった。
バックミラーで見たが、何も居なかった感じだ。

ただ。
後ろにくっついて走っていたはずのタクシーが、遠くになってた。
ということは。何かの要因でブレーキを踏むハメになっているということだ。
ひぇ〜〜〜っ
やっぱ、なんか轢いたのかしら?
思わず、ドキドキした。

前に、目の前を走行中の車が、やっぱり横から猫に突進されて止まれず。
猫の毛が空中を舞ったというのを今まで2回目撃している。
1度など、原チャリに真横から突進する猫を歩いていて見たこともある。
その時も、毛が舞っていた。
幸いな事に、ヤツ等は惹かれる事無く。
みんな、車の下を通過して転がるように逃げていったのだが。

多分、今日のもそうだろうと思う。思いたい。
毛は舞ってなかったけど、きっとそうだと思いたい。
車を側面から見たが、異常はない。
でも、改めて自分の車を見たが、案外車高が低いのだと感じた。
怖くて、下を覗き込む勇気は無い。痕跡が残ってないか見るべきだろうが。無理だ。

っつ〜か・・・
なんどあのシーンを思い出してみても。
あれは、ウサギにしか思えないんだが。

ウサギって、そんなに早く走れ(飛べ)たっけ?

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