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2002年09月17日(火)

オトコダッタラ

ちと、風邪気味らしい。
頭がなにやら光化学スモッグ状態なのですな。

前にも書いたけど、なんつーのかしら?ボーーーっとして呼吸がちと苦しい感じ。
多分、こういう時は栄養不足であり、慢性睡眠不足を解消したい時であり。
食うだけ食って、眠るのが一番なんだけど、一応ここは社会人の端くれ。
なんとか、気合を入れて起きている(当たり前だっ)

で、唐突だけど、最近、N○VA(伏せてるよーで伏せてねー)のCMお気に入り。

「しっかり聞けてぇ〜♪ しっかり喋れ〜るっ♪ ノバナラッ」
            ↑
     今時点、あたしの耳にはこう聞こえる

ってことで、こり。パチもん。

   


本当は、特に後姿の尻尾は、弧を描くような動きが欲しいのだけど未熟児状態。
実のところ。この大小の裏表バージョンちゃんと作りました。
正面は、大きい方がかわいくて。裏面は、小さい方が可愛かったという。そんだけ。


さてさて。本題へ。
例のHから、日曜日の夜、電話が入った。二回ほど携帯が鳴っていたが、出なかった。
喋って、気を遣って普通の声を出す気にはなれないし、ましてや、素っ気無い態度を相手に露にするのも嫌だし。
その翌朝、共通の友人Tから携帯へ電話が入った。寝起きで反射的に出たところ
「Hの家に遊びに行くんだけど、あるひも来ない?」
という誘いだった。
前前から、その計画はあったのだけど、流れ流れていたので流してた。
Tには申し訳無いが、そのとき、事情を話す気にもなれずに
「遠慮しとくよ」
と素っ気無く言って仕事あるしってことで電話を切ってしまった。

目が覚めて。おやおや。まずいな。Tにはなんの関係も無いのに悪かったと思い、電話を掛け直した。
すると、Tは、Hへ電話をしたところだという。T曰く、Hはこう言ってたそうな。

「いつもなら、電話に出れなくても着暦見て折り返してくれるのに、電話がないし。」
「この間、イライラしてあるひにガンガン言って喧嘩みなたくなったからかも」

なるほど。
あたしは、Tには無関係な事なので、言わずにいようと思ったのだけれどね。
それよりなにより。Hにとっては、喧嘩程度で収まる事なのだろうと。
現に、自宅に戻ってきたら留守電に「どうしてるかな?と思って」というHからの伝言が残ってたし。
きっと、彼女にとっては、大したことでは無いのでしょう。

まぁ、Tも聞きかじり程度では気分が悪いだろうし、今後も何かと3人でってことが今までと同じようにありうると思い、簡単に話をした。
とにかく、今の状態では、あたしはH夫妻に近づきたくないと。
Tは、「距離が近すぎたんだね。時間が解決するよ」と言ってくれたが、それに対して、「そうだね」とは、あたしは言えなかった。

あたしは、Hの良いところも悪い所も嫌になるくらいに知ってるつもりで。
多分、あたしが今回の件で「怒ってる」と思ってるんだろう。
怒ってるぐらいなら、別にどうにもなるのだよ。キミ。
どのような言葉でこの感情を表せばいいのか、良い言葉が浮かばないが。
多分、これは「不信感」であろうと思う。
元々、他人に対し「信じてたのに」などという感情が無いので
「裏切られた」という思いも浮かばない。だから、恨むとか憎むとかそんな事に発展はしない。
大丈夫。生霊は飛ばさないから(笑)

Hが、あたしの事を「怒ってる」と思ったというのは、結局のところ、あたしという人間を分かっていないということで。
その怒ってると捉えたHが、どのように思うかというと「ハンっ!くだらない」と
きっと、あたしの事を鼻であしらう感じだろうと想像がつく。
彼女の負けず嫌いと高飛車な所は、昔から他の人間関係の話を聞いていて良く分かっているから。

だから、あたしは、彼女より上に立つような物の言い方もしないし。
っていうか、友達っていうのは対等であって、上でも下でもなく。
お互いの性格を尊重し合えるものだと思っているので、そんな事はしない。
が、同じことが繰り返されたな・・・と思う事がある。

例のナル男。ヤツは異性だけど、Hと似たようなところがあった。
あたしにとっては、話が分かる、考え方を話し合える数少ない友人になってくれる人だと思っていた。
が、それが崩れたのは結局。
ナル男が、あたしより「上になろう」と妙な意識を持ち出したことだ。

何度も書くけど、友達には上も下も無い。全く持って対等で認め合える間柄。
そう固く思い込んでいるあたしにとっては、相手がいきなり妙なライバル心を持ち出されると困る事になる。
多分、Hも、同じような意識が働いていたのだと、思う。
そのライバル心。仕事上に置いてとか。そういうのなら、あたしは納得する。
現に、別の友人で冗談で「ライバルだ」と言い合える子は居る。
彼女が男性にも負けずにバリバリ仕事をしている姿は、ものすごく勇気をもらえる。
負けちゃらんねーって、思ったりもする。それは、彼女を尊敬している部分での想いからだ。

でもね。人生経験に基づいた物事の考え方やらに対し、上に行こうとかそんなこと。
あたしには、良く分からないのだよ。

ナル男は、「上になろうとしていた」と認めていた。
あたしの考え方とかに対して、「分かったフリ」すらしていたと認められてしまった。
物凄く、あたしは寂しい思いをしたものだ。いつの間に、そんな風になったんだい?と。
そんなナル男は、あたしを「特別な存在」だと言っていた。
そして、Hは、あたしのことを「家族と同じ存在」だと言っていた。

やっぱり、Tの言う通り、距離が近すぎたからなのかもしれない。
友達という名の関係の中に、あたしはどうしても甲乙なんて付けられない。
全ての友達が大切であり、全ての友達が同列に居る。
いつも側に居る友達が、一番大事とは言えない。
滅多に連絡を取らずとも、同じように大事は大事。ランクなんて無いのだし。

ナル男は、特別なあたしの話が分かる自分を、特別だと思っていたらしい。
Hは、そもそも、自分が特別であり、「自分の話を聞けるのはあるひだけ」といつも言う。

ナル男との関係の時もそうだし、今回のHとの一件も、自分を省みるという事で色々考えてみた。
考えた結果。出る答えはほぼ同じ。

ナル男があたしにしたこと。Hがあたしにしたこと。それぞれが感じたと思われること。
どれを取っても、あたしは二人が悪いとは思わない。
思わないというか、悪いとは言えない。
そう。あたしも、同じ穴のむじなだもの。
あたしも、誰かに同じ感情を抱き、同じようにイラつき、同じような事を思う。
ただ、あたしは、だからといって、相手のせいにはしないし、相手を卑下したりもしないし。

いやいや。まるであたしが出来た人間と言ってる偽善者のようだけど。違くてさ。
あたしは、頑固だから。対等と思ったら、ずっと対等なんだってっ!って感じ。
左右平等。男女平等。その言葉が好きなのさ。お互い様が大好きっ!(笑)

だから。
何が一番嫌だったかっていうと、あれもこれもミソもクソも、全部
「あるひがっ!」
と言われた事なんでしょうなと思うのですな。

人のせいにする人間、好きじゃないのです。
なんでもかんでも、自分のせいだと自分の責め立てちゃう人も困るけど。
でも、そっちの方が、あたしは人として好きなのです。

認められない人間は、あまり好きじゃないんです。
自分の非も、他人の事も、認められずに逃げの考えをする人が嫌いなんです。
自立している女を「なまいきだ」なんて言うのは、自分がどこかにある劣等感を隠したいが為の台詞にしか思えないし。
「〜が、〜って言ったから」なんて言うのは、自分が悪く無いと思いたいが為の逃げの言葉としか受け取れないし。

だから、あたしは、離れることを選んでみようかと。
これも、一種の逃げと言われるかもしれないけれど。
妙な意識をHやらに持たせたのは、あたしの何かなのでしょう。
Hの旦那が妙な被害妄想を発するのは、あたしの存在の何かなのでしょう。
そして、あたしは、頑固に「貴方があたしの特別よ」とか「家族と一緒よ」いう意識を持ってあげることが出来ないのだし。
あたしにとっては、特別は本当の家族と、多分未来の(居たら)旦那と子供だけだし。
家族と似た感覚は持っても、あくまでも友達という線を越えることは出来ないし。
だから、そこには遠慮もあれば言ってはいけない言葉も作るし。
それは、人にいわせれば、冷たいヤツということなのでしょうがね。

そうそう。一つだけ。確かにHの件で思い出していることは。
あたしではなく、旦那が「Hと離婚しようかと思って」と確かに言ったという記憶。
そこで、あたしは「あたしが男だったらね」と「Hと結婚するよ」と言った覚えだけはあるのですな。
いやぁ〜、まさしく酷い勘違い。それをHに教える気も、もう無いけどね。

そんなあたしは、過去に付き合った2名ほどの尊敬してる男性に
「男だったら、俺と親友になれるな」
「男だったら、俺に負けない良い男だな」
「男だったら、カッコいいよなぁ」
と褒め称えていただいた事があるのですわ。
その二人とも。もう、ほぼ男女を超えているでしょう。今でも友人状態継続中。

他の女友達は、本当に女の子〜♪って感じの子か。
性格男って感じの子に分かれる気がするし。

やっぱりあたしが男だったら・・・

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