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2002年09月06日(金)

宇宙人やら生霊やら

実は、昨日は一日、暇で。
でも、腹痛がひっさびさにキてましたな。
夏場は、冷房で余計に痛いのよねぇ。クーラー切るわけにいかんしなぁ。
数ヶ月ぶりに、痛み止め飲んでみたら、効くこと効くこと。びっくりよ。

で、昼間はゆっくりとビデオ消化とかして過ごして。
夜中になって日記書き始めたんだけど、これもホルモンの為せる技って感じ。
じぇぇ〜んじぇぇ〜ん、文章がまとまりまへんっ!

書きはじめたのが23:30ぐらいだったんすけどねぇ・・・
なぜか、気付いたら3:00近くになってまして。
だのに、日記が全然終らず。ビックら。
諦めて、床につき、ビデオを観たために寝たのは朝5時。
只今、クラクラしとります。

なにやら、何もしないのに、パタパタと一日が過ぎていきましたとさ。
ってことで、こり。



一昨年の暮れにUFOキャッチャーにて獲得。
デジカメで撮ってから、腕だけ動かしてみましたの。
パタパタギズモってことで。
3日ぐらい前の深夜だったかな?グレムリンがテレビで放映されていたので。
っつーか、アップして気付きました。
最初から、ギズモの手を動かして写真を2枚撮った方が楽に作れたかもしれんと・・・
ギズモちゃん。勝手に腕切り取って動かしたりしてごめんな。
(ギズモに非常に愛着を感じているらしい)


さて。昨日は一昨日からの続きを書こうと努力しておりましたが。
色んな事がありすぎて、もー、なにやら面倒らしく(笑)
今日は総集編っつーことで。おわりにします。

例の友人Hの旦那やらの一件の不快さは、まるで
「世にも奇妙な物語」
の世界に入っり込んだ主人公のようなもんだな・・・と思い立ちました。

自分の言葉が全て『反対語』になって伝わってしまうという・・・
有り得そうな陳腐なストーリーっしょ。
ほら、画面で困惑して頭がパニくった主人公の姿が、ユラユラしてる感じ。
頭抱えて、ユラユラ・・・
そう、まさにムンクの叫び状態!

そこで、思い出した事というか、ついその日の電話でも聞いた事が頭に浮かびました。

数々の奇怪な事をなさる、Hの旦那様。
その父親(要は、Hから見たら義理の父ね)というのは、そこそこの大手ゼネコンの代表取締役社長様でありました。(今は退いた)

成功し、会社を大きくできる人間というのは、一般人とはちと違うものを持っています。
中には、『変人』と思える人もいるし、皆さん、一クセも、二クセもある方が多いかと。
凡人と同じでは無いからこそ、成功を為せるのでしょう。

Hの旦那の父親も、やはり、どこか人と違っておるそうです。
Hの表現をすれば「変わっていて気味が悪い」なのですがね。

ある日、結婚してそんなに経っていない頃。
Hが、あたしにこう言い出しました。

御義父さんの後ろにね。

黒い影が見えたのっ!





・・・・・・・

ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾっっと、今、自分で書いててしちまいましたが。

旦那の父親は、ガンでした。何度か今まで手術をしつつ、今もご健在です。
年齢は、多分、70代かと。一番上の子供が50前半の年齢ですから。

Hは、時々「見える」という事があります。
いえいえ、見えると言っても、霊の類ではなく、例えば落語を観にいった時。
その中でも、一番面白く人をひきつける話家さんのまわりにオーラが見えたと言います。
金屏風の前に立っているその人の周りだけ、ものすごく光を放っていたそうです。

この手の話。別にあたしは、なんとも思いません。
そういう事もあるかもね。その程度に受け入れています。
ただ、ちょっとだけだけど・・・マジすか?とは思っていましたが。
だって、仮にもHの義父である人が、ドス黒いモヤで包まれてたなんて聞かされたら、あまり気分が良くないですからね。

まぁ、ともかく。Hと旦那の両親は、全くと言って良いほど上手く行きませんでした。
努力はしたのでしょうが、旦那の父親は「黒いモヤのかかった変人」だし、母親という人も気性が激しく、手に負えないらしいのです。
だので、家も買って貰い、何かとお金を出していただいてはいても、あまり行き来をしておりませんでした。

そして、去年のことです。
H夫妻は、高級住宅地に住んでいます。その中でも、デカっ!と思う家に住んでいます。
ご近所さんは、どこどこの大手の重役ご一家だの、有名人だの。まー豪勢です。
そういった方々から、「見える人物」を紹介されました。
そう、いわゆる占い師の先生です。なにやら、政治家も御用達の先生です。

実は、あたしも今年の初めに、その先生に見ていただきました。
本当に見える方かどうか・・・残念ながら、あたしには分かりません。なんとも言えません。
その話は、また今度にしますが、あたし以外にHとHの旦那。我姉妹。お相手と4人見ていただき、他の人間は皆、信じております。

Hは、その頃、悩んでおりました。子供も出来ず、Hの旦那自身もまともに働かず(っつーか、今も一日数時間のアルバイトだけど)義父母とも疎遠状態でした。
それらの事を見ていただいた結果っ!驚くべき事実が発覚したのですわ。
Hは、あたしに速攻で電話してきて、興奮気味にこう言いました。

「あのね、旦那の御父さんについて聞いてみたの。そしたらね、

 ああ、この方は放っておきなさい

 って言われたのよ。何でかって言うとね、

 御義父さんの前世は




 宇宙人だったのっ!







・・・・・・・・

なるほど。

って、納得できます?

要は、前世が宇宙人だった義父は、今回始めて人間になったそうな。
宇宙のどこか遠い星のなんとか星人。地球人が始めての異星人。
だから、まだ、人間として未熟である事は仕方の無い事。
黒いモヤが掛かって見えたのは、そういう事。
だって、義父は、宇宙人の生まれ変わりだもの。元は宇宙人だもの。変人なのは当たり前だもの。
それを確信するかのように、Hはこうも言っていおりました。

「(前世が宇宙人)だから、ガンになっても何度も手術して生きていけるんだ」

と。
あたしも、父上の経験上。
そうそう、何度も手術が効かないこととか、年齢も考えると凄い人だと思ってました。
だけど、それが「宇宙人だから」って理由だったなんて・・・

Hは、この結果に大満足なさっておりました。
確かに。あたし自身も、出会った人物の中には、どうにもこうにも言葉が通じず、
「こいつ、宇宙人なんじゃねーの?」
と悪態をつきたくなるような人物は居ました。
だから、納得できない話ではない。
よって、そのときは、「なるほどね。そういう事もあるのね」と笑いながら受け止めました。


でもさ。でもさ。でもさ?
自分の旦那の父親よ?その父親が宇宙人よ?ってことは、その血が入ってるのよ?嫌じゃない?

っと、思ったら、旦那自体の前世は人間だったので、違うらしい。
血の繋がりというよりも、前世を主体に考えたら、元は皆他人だったりするものな。

でもね。でもね。でもね?
やっぱり、Hの旦那の父親が宇宙人なわけよ?んでもって、今回の一件よ?納得じゃない?

やっぱ、旦那も

 宇宙人じゃないの?




ふふ。
Hが旦那の父親を「宇宙人説」で納得できたように、
あたしだって、「旦那も宇宙人説」だったら、すんげー納得なのさ。

この話からも分かるように、Hは、見えない存在を結構信じています。
そして、それを見える人や祓える人を信じております。
ある日突然、テレビで「生霊」だのなんだのやってると、いきなり電話してきて
「あるひ、今、○チャン観てっ!」
と言うのですわ。
一応、勧められたからには、観るのだけれど。

そして、テレビが終ると電話をまたしてきて
「怖いよねぇ。生霊って、本当に居るんだよね。普段から気をつけないとさ」
的なことを語るのですな。

あたしも、霊とかそんなことではなく。
自分のやったことは、自分に返ってくるし、人を恨んでいると自分も恨まれる説は有り得ると思っています。
ま、簡単に言えば、バチが当たるわよっ!っていう、言い伝えを素直に信じてるってとこですか。

Hは、一歩間違えば、宗教に嵌るタイプなのです。
ただ、元がきっと「自分が一番」なので誰かの教えに従うってことが無いだけで。
良いものは良い。
○ムウェイでも清浄機類でも、アルコールを飲んでも酔わないコップでも。
その品物がいいからという理由で、購入するし、人にも勧める。

そんな彼女を、かつで旦那が「宗教にはまってる人間と同じだ」と、ものすごく嫌がっていました。
確かに、奇跡の少年の話に感動し、本まで購入し、人にとくと話すその姿は、素直な人なのだと思うには、少し余りある点も感じられます。
でも、旦那も、徐々にHに影響されはじめ、今ではすっかりH信者状態です。

そんなHだから、自分の今の位置(地位)は、自分が為した行い故だと思えるのでしょう。
周りに人が居ることも。何かと、周りがお世話をしてくれることも。
ひいては、周りから「頭が良い」と認められていることも。

ぶったまげるのは、自分で自分のことを

「私って、旦那の周りからは一目置かれているからさ」

としゃーしゃーと言うところです。
でも、それも、あたしは「Hは、天然だからな」と勘違いであっても笑って聞いておりました。
あたしは、かなり穿っているため、自分がそういう扱いをされてると錯覚しそうになっても、
「きっと持ち上げられてるだけ」とか「上手い事、扱われてるよな」と受け止めたりしてしまいます。
いやいや。それは、当然のことで。
相手の人が悪いのではなく、あたしがきっと子供の部分があるから、大人である周りが上手く、あたしという人物を扱ってくれてる。
そんな感じです。
あくまでも、あたしの力がある訳でも無く、周りの気遣いによって自分は成り立ってると思うのです。

でも、彼女は違う。
自分は一目置かれて当然だと思ってるからなんでしょう。

だけど、残念な事に。あたしは、決してHに一目を置いているから付き合ってきた訳では無いのです。
友達だからというだけ。

悪口にしかならないかもしれないけれど、高校時代からの友人、我姉妹含め。
あたしの周りのHを知る人物で、Hを「頭がよい」と「一目置く」人物は誰も居ないのです。
だから、我姉妹は余計に怒っていました。
「馬鹿に馬鹿にされるなっ!」と怒っておりました(笑)

そう。どちらかといえば、あたしがHを見守っている感覚だから、今日までやってきたのです。
高校時代、出会った当初から、あたしはHの危なげな行動を黙って見守ってきました。
元々の彼女は、自分の意志を主張しない子でした。
人に振り回されたり、強い女の友達には上から物を言われているような子でした。

でも、あたしは、彼女が芯が強いとはじめから気付いていました。
気が強い事も、言葉の端箸から感じ取っていました。
だから、間違ってそうな時にも、彼女自身の考えを尊重し、苦言を言わなかったのです。
それによって、困った時には付き合い、相手になっていました。
どんどん、嫌味な女になっていった時でも、「今はそういう時期なのね」と思って時間を置いて見るようにしてきました。

それは、ごくごく当たり前のこと。
友達同士なら、当たり前の程度の「見守る」という姿勢です。

あたしが何もHに言わずに来たのは、
Hのことが怖かったからでも、一目置いていたからということでもなく、
単純に一人の友達として、その性格を認めていたからなのです。
彼女のやり方を認め、彼女の間違いは彼女が修正できるものと認めていたからこそ、彼女の行動に口出しをしなかったのです。

おいおい。H、それはいけないだろう?
と思う事があっても、気の強い彼女のやり方を見守ることが、あたしなりの友情でした。
悪い言い方をすれば、彼女の性格を知ってるからこそ、Hの機嫌を損ねることもせずに、対応してこれたのです。

でも、それは勘違いさせる元だったのかもしれません。
もしかしたら、周りの他の人間も、いいようにHを扱ってるのかもしれません。
だけど、それにHが気づかない。
自分が偉いからだと勘違いしきっているのかもしれないのです。

他人には、それでいい。
でも、20年近い付き合いのあたしに対し、勘違いを起こしてはいけない。
自分が、あたしの「面倒を見てる」だなんて錯覚を起こしてはいけない。
それを、前面に、あたしに対して出してはいけない。
ましてや、自分の旦那の仕出かした事を、あたしやお相手のせいだと口に出してはいけないのです。

あたしは、相手が偉そうだろうがなんだろうが許すよ。なんとも思わないよ。
だって、したい人はしてればいいじゃんか?そうしたいんでしょ?
そのくらいの余裕は、もうこの歳だし大人だもの。あるからさ。

あたしを、人に自分をアピールする材料に使う事も、ある程度まで許すよ。
そうでもしないと、自分が保てないんだなって、同情もするからね。

でもね。偉そうな被害者だけはダメなんだよね。
「あるひのせいで」っていうのを、周りに主張し出したらダメなんだよね。
自分は間違っていない。自分は偉い。
それを周りに主張するために、あたしを悪者扱いして同情をかう事だけは、受け付けられないんだよね。

今までもね。
Hが、あたしの面倒を見てます的な態度を、旦那にアピールしてきてたのは知ってたよ。
旦那に、自分が旦那の愚痴を言ってるとは思われたくなかったんだろうね。
夫婦仲が、それで上手くいくなら、あたしは不満もあったけどいいやって思って流してきてたよ。
きっと、内心ではどっかで、自分が旦那に嘘をついているって自覚をしていると思っていたからね。
多少の罪悪感ぐらい持ってると思っていたからね。
だから、あたしは、それを突っつくようなことは、しなかったんだよ。

でもね。違ったかもしれないね。良く見すぎてたかもしれないね。
もしかしたら、今回の一件があっても、旦那が宇宙人ってことで、Hと付き合いは続けられたかもしれないよ。
旦那は旦那。Hは、H。別々の関係だと思ってやってきてたしね。
だけど、もう、お付き合いはできません。
この一言さえ、無ければ、間が空いたとしても友人関係でいられたんだけどね。


「旦那だってさー、知らなくてもいい

彼氏の余計なこと知っちゃったんだよね!」





この言葉には、あたしとお相手が付き合い、あたしがお相手の愚痴を言ったことによって、
Hの旦那が、非常に迷惑しているっていうのが含まれているとあたしは感じましたな。

要は、そんなに悪いヤツじゃないと、旦那はお相手を思ってたわけだ。
だけど、あたしが色々話すから、旦那もお相手を見る眼が変わってしまったんだ。

そう、彼女は言ったのですわ。
それが、今回の話に、なんの関係があるのか、あたしにはさっぱりわかりません。
ただ、分かる事は、

「こっちは被害者なのっ!」


っていう主張と、

「旦那がかわいそうよっ!」

っていう主張をしているってことだけ。

可愛そうな旦那は、あたしからの愚痴によって、嫌わなくても良い後輩を一人嫌いになってしまった。
可愛そうな旦那は、一年半も、あたしの一言によって苦しんできた。

そう、彼女は言ったのですなぁ・・・・・・・
どちらも、あたしから見たら、すんげーーーっっっ!!!トンチンカンっ!
お門違いも良いところで。
それを、偉そうに、本人であるあたしに言い放ったことは、本気でそう思ってるってこと。
よって、この関係は、もう続けることは無理でしょう。

Hとの電話は、それなりに笑い話しに持っていき、Hの興奮も収まるようにして切りました。
「また、(お茶)誘うよ」とHは言って電話を切ってくれました。

でも、終わりです。
考えても、考えても、どう、良い方向に解釈しようとしても、無理。

最後に、Hに一言伝えたいことがあるとしたら。

ねぇ・・・そんなに旦那さん、苦しんでたんだ。
それは、気づかずに、悪い事しちゃったね。
H自身も、そんなに怒ってしまうほどだったんだね。

ってことはさぁ・・・・・
きっと、あたし達に





生霊が飛んできてるかもねっ!

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