− お気楽 Diary −




 狭い日本、そんなに急いでどこへ行く?    2008年05月02日(金)


 チョイと前の新聞に "もみじマーク表示で危険な目にあった" という投稿が掲載されていました。 そういえばあのマークって "もみじ" なんだったっけ・・・ と、いつぞやクイズ番組で初めて知った事実を改めて思い出したのでしたが、私にはどうみても変な色の "しずく" にしか見えないのですよ。 "若葉マーク" を意識して作られたものなんでしょうけど、もうちょっと形に工夫が欲しかったと思うのは余計なお世話ですかぁ〜?

 そりゃそうと、投稿者である77歳の男性は "もみじマーク" を付ける様になってからというもの、無理な追い越しや割り込みに何度も遭遇するので、後部の標識だけ外すようにしたら恐怖体験が半減したのだそうです。 7割くらいのドライバーが "もみじマーク" が付いた車のドライバーは "とろい" と認識しているアンケート結果も見た・・・ なんてことも書かれており、標識の義務化に反対意見を述べておられましたが、私の視点は違ったところに向かっちゃいましたよ。

 どうして周囲は "とろい運転" なんて考え方をするのでしょう? キチンと "高齢者講習" を受けて運転していらっしゃる方なのですもの、まだまだ大丈夫ですよ! というお墨付きを頂いての運転なわけじゃ〜ないですか。 きっとご自身も自分の技量や感覚の衰えを意識しているからこそ、安全運転に徹して "焦らずユックリ" になっていると思われますよねぇ。 そんな方々を優しく見守るような心の余裕もない方々の運転こそ、事故につながるようなことになりかねないと私は感じるのですが?

 確かに "流れに乗った運転" は必要に違いないです。 でも、それに乗り切れない車に出会ったときにイライラしちゃうドライバー側には問題はないのでしょうか。 車に乗っているといつも感じるのが "なにをそんなに急いでいるんだろう?" というドライバーのゆとりのなさだったりします。 譲り合うとかちょっと待ってあげるといった優しさが全く感じられない日の多いこと!

 関連して思い出したのが子供を乗せた "二人乗りや三人乗り" 自転車が問題視されだした頃のこと。 テレビ取材に応じていた "ある母親" が 「私は禁止になったとしても無視して乗せ続けますよ、じゃないと生活できないですから」 と堂々と発言されていましたけど、こどもの安全を無視し、自分の都合だけで行動しているとしか思えない姿に唖然としました。 ちょっとだけ時間をやりくりして、子供と手をつないでお話しながら歩くとか、またはバスや電車を使って移動するなど、ゆったりと子供と向き合うことを大事だとは感じないのでしょうかねぇ。 "真のゆとり教育" が必要なのは子供たちではなくて大人なんじゃ〜ないだろうか!と思っちゃいます。



 < 昨日  INDEX  明日 >


☆ [HOME] ☆ [BBS] ☆   ★