浪奴社員の呟く
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2002年09月20日(金) 早いもので

あれから10年か。。。思えば、当時はこ〜〜んな醜い姿でわなかったっ!ぃゃそれわど〜でもエェねん。せやけど、早い。。。あの日は夕方にかけて雨が降り始めてたな。んで、空気がめっきり秋の張りをもたらしてな。間延びすることなく着々と時間は進み、中2の頃に望んだ姿を自らに与えてくれたんやわ。あのときは、理想が本当に存在するんやな、て実感できた。狭い世界やったけど、それはその後の自分に大きな自信を植え付けた。

それ以前にも既に気付いていたが、人から見た自分は『高学歴』故に高慢、そんな指摘を軟らかにされたのは二十歳の頃だったか。そんな風にしか見られないことにむしろ諦めを抱いた。根拠は受動的な名誉ではなく、自発的な栄誉に基づくことには誰も触れなかった。

視線が異なりすぎていることが問題なのか、議論はいつも空回りしている。それが人々が長年望んだ『民主制』であり、『言論の自由』であるなら、いじめも無くならないし、政治と経済の並立も不可能だし、つまりはこの世代の抱える問題点はミクロにもマクロにもやはり共通のものである。

人への思いやりは、人に対するPityではなくまた、充て付けたSympathyでもないのでは。そんなことすら見失ってしまった社会に、やはり『やさしさ』は存在しない。そう直感してから20年、こちらの理想は未だ成らず。。。


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