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    2003年12月02日(火) [ ケンジの世界

    毎年行っている、とある大好きなオペラ歌手の先生の
    コンサートに行って来ました。

    去年

    腹の底から笑い転げました。
    しかも、とても客入りが良く、席がなかったので、
    前から2列目、などという席に座っていたのに、
    遠慮無く笑い転げまくってしまいました。

    (途中、自分の笑い声が「ドリフの大爆笑」等で流れるオバちゃんの笑い声に聞こえた)

    この先生は愉快なことを真摯にやる先生なのです。
    皆さんの知っていそうな人に例えて言うなら斎藤晴彦のような人…
    声のものすごくいい斎藤晴彦、のような人です。


    今回の演目は、

    コム・ソーヤの冒険
    珍・加腐立痴男

    …またまたケンジ先生作詞です。

    「珍・加腐立痴男」は以前のコンサートでも一度聞いたことのある曲集だったんですが
    もう最っ高に面白かったです。
    2曲目の「変調数え唄」が…!
    題名にある通り数え唄なんですが、既存の曲(オペラやら歌謡曲やら)の
    メロディーに合わせて「ひとーつ、ふたーつ…」と数えていくんです。
    本当にもう笑いすぎて死ぬんじゃないか、という位笑いました。
    この曲のCDが欲しい…。つらい時悲しい時に繰り返し聞きたい…。
    いつか直接リクエストしておこうと思います。


    この先生は毎年「第3部かよ!」と三村調にツッコミを入れたくなるほど
    アンコールの長い先生なんですが
    今回もたくさん歌ってくれました。
    アンコールでは主に、オペラアリアやら、歌曲やら、を、
    本の最初から全部歌う気か!?という位次から次へと歌いまくりです。
    主に、と言うことはここでもオモロい曲やら演歌やらを歌ってくれるワケです。
    本当に何てサービス精神旺盛な方なんだ!
    某露刺青歌手に聞かせたい。


    本当に声の衰えを知らない、超美声の持ち主なので、オペラアリアも大変素晴らしく、
    とくに「リゴレット」は泣けました。


    真剣に、この歌に対する態度、見習わなければ…と思いました…。
    自分は何て不埒な態度で歌に接してきたのだろう、と…。



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