今日は、
「THE WORLD OF KENJI」（ケンジの世界）
という、コンサートに行って来ました。

音大時代にお世話になっていた歌の先生のコンサートです。
先生はオペラ歌手です。名前はケンジといいます。
声種はバリトンです。
ケンジ先生は、毎年一度、この「THE WORLD OF KENJI」というコンサートを開いているのです。
そして私はこのコンサートを、いつもとても楽しみにしているのでした。

今日の演目は
「ドン・キホーテ」
と、
組曲「追いつめられて」
…ふたつともケンジ先生作詞なのです。

「追いつめられて」の方は、
車の運転中、突然の腹痛に見舞われた男性が、
気持ちをなるべく他にそらしつつ、必死にトイレを求めて彷徨い…
というような内容の組曲でした。

そんな内容を素晴らしいバリトンの声で朗々と歌われたら可笑しいに決まっているじゃないか！！
曲の随所に有名な既存曲のパロディが織り込まれ、
もうホントお腹が痛いくらいに笑いました。

オペラ歌手がみんなケンジ先生のような人達だったらいいのに、
とまでは思わないけれども、
せめて２０％位がケンジ先生のようだったら、とても面白いと思う。