2003年09月18日(木) [ Murder in the First ]
「告発」観ましたー。

ケビン・ベーコンの体当たり演技 に圧倒されました。
事実をもとにした話、というのがよりいっそう重い。 もう、何だか、刑務所の所員に相当悪い印象抱いてるよ私ゃ。 (映画の刑務所話って看守とか所員が最悪なパターンが多くないですか。) 私はもともとホラー映画がダメなタチ、と思っていたのですが、 スプラッタよりも何よりもこの映画の ゲイリー・オールドマンが怖かったです。 特に剃刀のシーンは、ホントにすんでのところで DVDの停止ボタンを押しかけました。 もうホント怖い。カンベンしてくれ。参りました。と諸手を挙げて降参です。 ゲイリー・オールドマンすごいよね。 悪役を楽しんで演じてますね。悪役マニア。悪役フェチ。
ケビン・ベーコン、私とてもとてもとても好きなのです。 どこが、って顔が。 あのつまんだような鼻が。 輪郭が。骨のラインが好きなんです。 私が横顔フェチになったのもこの人の影響が大きいです。 ↑はちょっと骨太になりすぎた…。本当はもうちょっと繊細な骨格です。
この映画の役(ヘンリー・ヤング)は本当に壮絶で苛酷だったので、 今度はケビンが幸せな役をやっている映画がいいなぁ、と思いました。 でも最後のヘンリーの言葉にはぐっとくるものがありました。 最終的にとても幸せだったのかなぁ、ヘンリーは。
DVDで観たんですが、特典のインタビューがすごくよかったです。 ケビン・ベーコンだけやたら長くて。 喋ってる姿を見てもう惚れ直しました。格好良すぎ。美形すぎ。声良すぎ。 演じることに対して真摯すぎ! 願わくば、もっと露出してほしい。(ヘンな部位を、でなく) 一時同じような役ばかりやっていてうんざりして、そのイメージを打破したい、 というようなことを言っていたので、出演作も相当選んでるんだろうなぁ、 とは思いますが、ファンとしては沢山ケビンを見たいのですよー。
インタビューと言えばゲイリー・オールドマンはとっても短くて、 しかもものすごく強固に防御壁を張っている様が見て取れて、こちらも 違う意味でとても面白かったです。
クリスチャン・スレーター、 昨日の「薔薇の名前」のアドソと同じ人とは思えない。 でも企んでるようなキラキラおめめの笑顔は同じでした。
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