2002年10月31日(木) [ シネスシージア ]
二十ウン年生きてきて今日初めて知った事実。 私はどうやら共感覚者、というやつかも知れません。
共感覚者、というのは、 言葉や音などのものに、色を感じたりする人のことを言うのだそうです。 例えば、 1…白 2…赤 3…オレンジ といったような感じ。 (因みに私は↑のように感じてました)
“A〜Z”のアルファベットにもそれぞれ全部色はあるし、 “あ〜ん”の五十音にもあります。 ひらがなとカタカナでは違います。 漢字にもあります。 また、それらが組み合わさって単語になった場合はまた違う色を感じます。 声にもあります。 音にも。 音楽にもあります。
こちらの記事の中で、 自分が他の人と違うことを知って驚き、 他人もみな自分と同じ色とりどりの世界を見ているものとばかり思っていた、 と話す共感覚者もいる。 とありましたが、まさにそれです。 みんなそうじゃなかったのか!!というのに今かなりかなりかなり ビックリしてます。 (私の中ではもうそれは当たり前すぎることだったので、 敢えて人に話したりすることじゃない、と思ってました。)
この記事のW・O氏とは、感じる色はちょっと違うものの、かなりシンクロしてます。 こんなにはっきりと感じたりはしないですが、もっと漠然としてますが。 例えば小説なんかを読んでいて、人名や地名などは色で認識しているので、 「ああ、あの緑色の人ね。」(←着ている服等とは無関係(笑)) とか 「黄土色の土地で何かあったワケか〜」 とか、そういうことを考えながら本を読んでます。 (ヤバい?…私、ヤバい人…!?)
また、この人とも、かなり同じ事を感じてます。 共感覚者ってホントはもっと多いんじゃないか、っていうところも同意見です。 (やはり感じる色はちょっと違うけれども)
う〜〜〜ん、本当に今ちょっと驚きで身動きとれないです。 当たり前と思ってたことが当たり前じゃなかったなんてー!!
実は、共感覚者なるものの存在の事実は、新聞でこの本の書評を読んで知ったのでした。 『ねこは青、子ねこは黄緑』 次に読む本はこれで決定。
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